ぴすと…
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他人の命より
オレのスタンス!(キリッ
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9文字+8文字 = 17文字。
……ですが。
今回は、俳句でも川柳でも無く、交通安全の標語。
無論。
ボク自身が、こう考えて生活しているワケでは無く。
最近、こう考えて、道路の上を走っているヒトが多い、……と言う。
そんな、恐怖の現実。
だいたい、18才〜22才を超えれば、大抵の「普通のヒト」は。
誰に教育されるでも無く『コレをやると危険』ってコトを自学します。
此処で云う「普通のヒト」。
業種や職歴を問わず、自分の手腕で金銭を稼ぎ、メシや税金を工面できるヒト。
場合によっては家庭を築き、子供を育てていたり。
場合によっては親に縋り、自分の賃金を生活費と遊興費で混同していたり。
家庭により、程度の差や社会的スタンスは、ケースバイケースですけれど。
総じて、他人から見て、社会的納得を得られる人生を送っているヒト。
芸能関係者や芸術著作者、評論家やブロガー、スポーツ選手や政治関係職、公務員。
小売店販売従業員や営業職、工業職、農林水産や畜産業、システムエンジニア。
宗教法人や聖職者、水商売や性職者。
どんな仕事であれ。
18才〜22才、と、妙な幅を開けたのは、いわゆるモラトリアム期間。
15才だったり、28才だったり、この数値に関しては、例外の方が多いので、無視して下さい。
とにかく。
俗に「社会人」と呼ばれ、相応の個人的責任を、問題も無く真っ当している人々。
なのですが。
例えば。
住宅地の公園の一角で、子供と一緒にロケット花火を打ち上げて。
その火の付いた残骸が他人の家の敷地に飛び込んで、ボヤが発生したり。
例えば。
夏の夕暮れ時、ちょっと気分が良いのでビールを飲み過ぎて。
うっかり自制が利かなくなって、通りすがりのヒトと些細な事で喧嘩になったり。
例えば。
遊興やオシャレの一貫で、ブレーキを取り払った自転車を乗り回して。
運転制御を失敗して、電柱や自動車や、ヒトに激突したり。
そう言った「普通のヒト」の常識では、ちょっと考えられない。
子供じみた、手前勝手の自己中心的な行動によって。
場合によっては、財産を侵害され、人命を奪われ、悲劇となる。
……みたいな事件や事故が、後を絶ちません。
ええ、今日の本題は。
いわゆる「ピスト自転車」(ノーブレーキ、ワンブレーキ仕様)の話。
無論。
ケータイ電話をいじりながら、……とか。
傘を差しながら、……とか。
音楽を聴きながら、……とか。
自今、自転車に乗るヒトの凶悪な暴力が、社会問題となってますけれど。
ええ、当人には「他人を怪我させたい」とか「殺したい」って悪意は無いですよ。
ですが。
その行動は、完全に、他人に危害を及ぼす気がマンマンであり。
自分の主義を社会に知らしめるために、包丁で刺し殺す通り魔と一緒の、暴力です。
「俺ってカッコイイだろ?」って主張するために、ブレーキを取る暴力、は。
「安全が約束されている事になっているから」、と。
油断の果てに想定外の事態に巻き込まれて大事故を起こした原発と一緒の、暴力です。
「今まで事故を起こした事が無いもん」って、ケータイをいじりながら運転する暴力、は。
なんつーか。
それが、今の、自転車社会の、現実だそうです。
大袈裟な言い草ですか?
相変らず、素っ頓狂で、バカですか?
それを、鼻でせせら笑って済ませられる状況だと思えますか?
ならば。
なぜ、自転車の暴力によって、犠牲者が次々と出るのですか?
自転車に乗るヒトのマナーに関して、啓蒙を騒ぐつもりは無いです。
そう云うのは、警察やマスメディアの仕事ですから。
そして、コレだけ、警察やマスメディアが騒いでいるのに。
自転車による暴力は、年々、増加の一途ですから。
……それを、ボク個人が嘆いても、詮の無いグチでしか無いですから。
そりゃ、このブログをきっかけに、一人でも多くのヒトが、
交通安全を、一層、意識して尊重して、事故が一件でも減ってくれるのであれば。
それはそれで、真面目な善意から端を発する、本望の一縷でもありますけれど。
それは、それ。
これは、これ。
結果論として、交通安全の機が増えるコトについては、神様の思し召しだと考えます。
以上を踏まえて。
「怖い」と思ったコト。
そうやって、悪意は無いけど、行動が暴力に一決している、悪魔みたいな人々が。
日常平素、普段は、ボクや、ボクの父母妹や、ボクの友達と同じ顔をして。
税金とメシの工面のために、社会の一員としての職責を真っ当して。
『生活している』、……と云う、稀有なる現実の、不自然な安定感。
ブレーキを外した自転車で、他人を怪我させるつもりで、暴れてる暴力の悪鬼、が。
自転車から降りれば、アナタと同じ顔をした、「普通のヒト」なのですから。
怖いよ。
そりゃー、怖いよ。
「普通のヒト」の顔をして、平然と、他人に危害を加える行動をする悪鬼だもの。
自分だけは、事故らないから大丈夫、……とかね。
原子力発電所だって、ずっと、そう言って、無事故だったんだから。
よほど、不運の想定外が無ければ、事故を起こして被害が出る、なんて無いでしょうね。
……ええ。
……そうして「不運の想定外」によって、被害者が出てるんです。現実。
……自転車の危険を軽視した、暴虐を意識していない、無意識の悪鬼によって。
『交通事故を撲滅する。』
その心意気に賛同協力する気の無いヒトには、自転車を与えちゃダメだと思います。
否、理由の如何を問わず。
「あらゆる手段での公道の移動」を、全面禁止するべきです。
だって、そうした個人個人の身勝手と、想定外の不運が。
交通事故の原因だもの。
想定外の不運を制御できない以上、個人個人の身勝手を抑止するしか無いよね。
とか。
そこまで危険性について、熟考する習慣の無い、軽薄短慮な人々が。
人間の「耐物理的な衝撃の限界」を、優に超える加速度で、高速移動しているんだもの。
重量エネルギーと運動エネルギーを逆算して、何かに激突した場合。
その危険予測が、まったく、できない人々が、道路を走り回っているのだから。
ねぇ、シモン。
安全、……って、いったい何ですか?