もんぶらん…

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モンブラン
マロン(栗)のロマン
ひとりじめ♪


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「ク(9)ニ(2)ミツ(3)の政」の日、……だ、そうですが。
全国的には、秋分の日と説明した方が、通りが良い日。
そして。
オタク的には、水瀬秋子さんの誕生日。


そんなこんなの、秋本番。
この季節になると、いつも沈鬱を訴える、食の話題。


……だからさぁ。
サツマイモやカボチャやクリは、小麦粉とは合わないっつーの!!


ええ。
毎年、この時季になると、毒吐いて増す。


実は、モンブランとか云うイロモノを食べたのが、三十歳を超えてからなのですが。


それまでは。
あの美味しそうな生クリームが、クリの味かと思うと、怖くて手が出せなかった。
ほら、アレですよ。
チョコレートアイスだと思って食べたら、小豆バーだった、みたいな。(笑)


洋の甘味を期待していた舌苔に、いきなり和の甘味が乗る、不意打ちの衝撃。
わらび餅、カキ氷、ちまき、など、見目からして和の甘味であれば。
相応の準備態勢を整えた上で、舌苔が迎え入れるワケですが。


えーと。
モンブランは洋菓子です」みたいな冷たいツッコミは、スルー。(笑)


生クリームは、乳性脂肪と上白糖とバニラエッセンスの味がして欲しいのです。
そこに、あの、クリ独特のふわっとした甘味なんぞ、いらないのです。
クリが食いたきゃ、天津甘栗を食べますからっ!!
甘栗むいちゃいました』的な、クリそのものとして食べますからっ!!


……で、初めて食べたモンブラン、は。




甘っ!?




その一語しか、記憶に残ってません。
もはや、それを舌苔がクリと認識できたのか、どうかも定かでは無い。
とにかく、甘くて、ビックリした。


いや、イチゴショートも、ティラミスも、ザッハトルテも、甘いのですが。
なんつーか。
モンブランの場合、アレが、何の甘さなのかが理解できなかった。


クリと上白糖を足して2で割ると、寒天と黒蜜ぐらい凶悪な毒になるのか。
……ええ、言わずもがな。
……解釈が間違っているのは、ボクの見解と味覚です。(笑)
……世間一般的には、アレが、スウィーツとして平均的な味なのでしょう。


ともあれ。
パンには、チョコレートかチーズしか合わないと、頑なに偏重してしまうのは。
子供舌だからなのか、貧乏舌だからなのか。


そんなこんなで、水瀬秋子さんの日。
味覚が、その正体を判別できなかった、得体の知れない謎の御菓子の話。(ぇ?)


そうそう。
ハチミツも、その存在が許せない食材の一つなのですけれど。
メープルシロップは、大好きな食材の一つでして。


メープルシロップ系のパンを食べるたびに、いつも、思うのですが。
ハチミツとの違いが、なんだか、味覚的に、よく分かりません。(笑)
でも、ハチミツはキライ、メープルシロップは好き、なのです。


人間の味覚って、不思議だなぁ、……と。