べあっがい…

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クマ耳が
ぴこぴこ動く
アッガイ


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「スーパーカスタムザクF2000」、……でしたっけ。
知られざるシリーズ『ガンダムビギニング』に登場するモビルスーツなのですが。
ニュアンス、と云うか、その存在意義は。
「パーフェクトジオング」とか「武者ガンダム」に近い、亜流の別物で。
歴々のテレビのガンダムと同列で語るのが、難しい存在なのですが。


模型マニアの観点から、……であれば、問題も無く語れるのですが。
ジーンの緑ザクに始まり、シャアの赤ザクを経て。
マシュマーのザク、バーニィ0080)のザク、ルナマリアのザク。
ザクの系譜として見た場合、「スカザクF2000」を『ザク』と認めて良いモノか。
つーか。
「スーパーカスタム」を「スカ」とか略すな。俺。(笑)


まぁ、スカザクF2000ってのは、あまりにもあまりな言い草ですが。
模型屋で見ていただければ、ボクの云わんとしている事の三割くらいは伝わります。
ええ、ダサいんです。
模型に興味の無いヒトが、ミキシングビルドで武器を付けまくっただけ、みたいな。
武装も、装甲も、色彩も、ダサいのですけれど。
兎にも角にも、名前が、ダサい。


あまりにもあまりな、わざとらしい上に愛の無い、取って付けの名前はともかく。
『ザク』一門である事を前提に、スカザクF2000の外観面を真面目に評価した場合。
たぶん、まだ、ギラ・ドーガの方がカッコイイです。
つーか、むしろ。
ギラ・ドーガは、モビルスーツの中でも、模型的に外観が洗練されている部類ですが。


まぁ、なんつーか「スカザクF2000」は。
コンセプトとしては、ルナマリアのザクとか、ミーアのザクと同じぐらい。
『ザク』の名の歴史の重みを汚す、恥の一縷です。


ガンダムAGE


で。
スーパーカスタムザクF2000とか、ガンダムビギニングの話は、置いといて。


この秋から始まる、新しいガンダム
なんつーか、登場人物も、メカも。
デュエルマスターズか、遊戯王ゼアルみたいだ、とか思いつつ。
こんな子供じみた画調で、エルドラン路線じゃなくてガンダムをヤるのか、とか。


なんか、物語を盛り上げるために、安易な鬱展開を繰り返して。
サクサクと、主要メンバーやモブを殺戮しそうな雰囲気だなー、とか。
まぁ、それは、『ガンダム』の大看板を背負う上で、ハズせない要素なのですが。
それを、この子供じみた絵面でヤるのかしら、……とか。
どこの『まどかマギカ』だよって話ですよ。(笑)


個人的には。
死生観とか、メカニカル的な魅力とか、物語の「深み」も含めて。
ガンダム』の最新作よりも。
『P4』の方が気になる、そんな2011年10月アニメ。


ちなみに、「スーパーカスタムザクF2000」の同期には。
ビギニングガンダムを始めとして、地味だけど味なイロモノが居たりして。


「ベアッガイ」。


……クマッガイ?
……まぁ、アッガイとクマの奇跡のコラボレーションなのですが。


アレは良い物だ、と、思いました。(え?)


どーせ、ネタでMSを作るのならば。
コレぐらい発想面が吹ッ飛んでくれた方が、小気味が良い。
サイコロガンダム、的な意味で。


実際、アッガイは、がんばれば、とても強い子なんですよ?
見た目の「(インパクトの)強さ」じゃなくて、ガチのケンカでも。


だって、『ガンダム・ザ・バトルマスター』(格闘ゲーム)では。
ノイエ・ジールを、フルボッコに叩きのめすんですから。(え!??)
まぁ、『バトルマスター』のアッガイは。
ハイゴッグ、ハンマハンマ、ボール、など、登場する雑魚機を含めて)
ZZガンダムのハイメガキャノンに焼かれても、外装がハゲる程度のダメージで済む。
ある意味、スーパーカスタム仕様ですけれど。(笑)