もちづき…

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望月は
欠けるからこそ
風情あり


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そんなこんなで。
天文地学にまつわる奇妙な観測機能が満載の、ボクの携帯電話。
……なのですが。


殊、早速。
「たぶん、一生使わない」と思ってた予備機能が、役に立ってくれました。
『月出月入(日出日入)計測器』、と、『月齢測定器』。


ィャ、デビルサマナーとして悪魔に使役するワケでも無いですが。(笑)
つーか。
せっかくの仲秋の名月なので、試しに使ってみた、…って、だけの話でして。
役に立ったのか、どーなのか、真偽は微妙な所です。


でも、楽しかった。
「何の意味も無い行動だけど、楽しい」って、久々の子供心カタルシス





……、で。
わざわざ『月齢測定器』なんぞ使わなくても、誰がどう見ても、ド満月でして。
どれぐらいの満月か、と言うと。
ガンダム×のサテライト・キャノンがフルパワーで撃てる、ぐらいの超満月。


厳密には、真・満月は、9月13日の宵〜9月14日の未明、らしいのですが。
「わびさび」も含めて、誤差を考えると。
9月15日は『十五夜』では無く『十六夜』になる計算。


一説によると。
十五夜』の満月よりも。
十六夜』の方が、より、仲秋の名月としての真価が味わえる、……とかで。


個人的には。
いわゆる「仲秋の名月」として、秋の月を愛でるのならば。
むしろ、十月の十五夜十六夜の方が、ずっと、奇麗だと思うのですが。


ちなみに。
一年間で、一番、月がキレイなのは。
凛と空気の冴えた、二月の満月だと思います。
二月の満月に関しては、十六夜より、十五夜のフルムーンの方が良い。


結論。
「月はいつも、そこにある」。