つちふまず…

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土踏まず
ぐっと大地を
踏み締めて


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早いモノで、2011年も3/4が過ぎ去ったワケですが。


今年度の、流行語大賞の予想。(個人的一意見)


『がんばろう、日本!』


よもや、これ以外の単語を、大賞に選ぶと云うのであれば。
国語審議会は、もう、組織として終わりだ、と、思いつつ。


ノミネートの候補としては。


なでしこジャパン
・節電。
・クロックス。(だっけ?……樹脂製のサンダルのアレ)
もしドラ


この辺かなぁ、と。


で。
歴々の受賞傾向の経験則から考えて。
政治関係者の発言が、第一等、第一位、の、総大賞を獲る、と言う。
上記、「国語審議会は、組織として終わり」と糾弾した理由も、この一点に尽きるワケで。
国民の相違より、政治屋の顔色の方を伺って、国語の動向を審議考察する、なんて。
語学に携わるモノの仕事では無いですから、ね。
そう云うの(権力者のゴキゲン伺い)は、マスコミ的な売文屋の仕事であり。
詰まる所。
今の国語審議会、は、マスコミ的な売文屋でしか無いのです。


もとい。
この後に及んで、『がんばろう、日本!』を差し置いて、大賞を獲るかも知れない単語。


適材適所。


……つーか。
……「どじょう内閣」が獲ったら、それこそ、ヘソで茶を沸かしますケドね。
……呆れと怒りで、ハラワタが煮えくり返って。


では、何故。
「どじょう内閣」よりも「適材適所」を上に見て、予見を立てたのか。
確かに、野田首相の発言だからってのが、第一理由ですけれど。
ちょっとだけ、一般的に、角度をズラして見れば。


例えば、なでしこジャパンの躍進の主因も『適材適所』が勝利のカナメ。
例えば、もしドラに於けるマネジメントの一説でも『適材適所』が謳われたり。
例えば、原子力に成り代わる新エネルギーの諸案も『適材適所』です。
(山間部には水力、浜辺に風力、都市の高層家屋の壁面に太陽光パネル、……など)


現、総理大臣の発言である。
諸事、今年度の傾向と動向を、如実にコジ付けできる理由付けが可能。
内容的に、ポジティブ。
(例えば、どんなに大々的に使われたからって『津波』を大賞に据えるのは無理がある)


そんなこんな、で。
今年の総大賞は、『適材適所』が獲るのかなぁ、……とか。


ちなみに。
今年を表わす漢字一文字は。


土。


……になるのかなー、とか。


東日本大震災台風12号、などから推算したら。
『水。』……に、なりそうな気もするのですけれど。
諸災害いずれも、土害よりも、水害の方が被害が甚大でしたから。


けれど。
どじょう内閣。
大地を介した諸災害に負けず、地に足の着いた政治的復興の、第一歩、みたいな。
生活や人命を蹂躙したのも、「土」ですが。
(厳密には、大量の土砂と瓦礫を運んだ「水」の方が諸悪の根源ですけれど)
荒涼と広がる「土」は、新たな生活の地盤であり、人心の支えともなるワケで。


日本は、復活する。


その、鎮魂と再起の一念を。
「土。」の一文字に籠めて、復興への一歩一歩を、歩み行く。
……そんな感じのニュアンス。


どうなんでしょうね。
「来年のコトを言うと鬼が笑う」ってのは、ボクの座右の銘の一つなのですが。
……とか何とか言ってる間に、もう、来年が来てしまっているワケで、光陰は矢の如し。
……鬼でさえ、呑気に笑っていられない程、万事高速化の加速社会。


結論。
……えーと。
……オチは、いつも通りの、アニオタ的な「悪ふざけ」となりますので。
……ここまで真面目モードで閲読して下さった各位は、肩の力を抜いて一呼吸を置いて下さい。


とどの詰まり。


……てゆーか、生存戦略


ペンギン皇女も、ゲソ娘ほど浸透してないっぽいしなァ。
オタク的には『ロリきゅーぶ!』辺りが、オタク流行語大賞(仮)を獲るのかしら。


え?
ホビロン
食べたコト無いから知りません。


花咲くいろは』とか『あの日見た花の名前を(略)』とか。
作品の密度の割りに、オタク的には同人誌の性的なネタとしか見られていない作品が多いので。
アニメ産業全体が、落日なのかなー、……と。
つーか。
2011年は、アニメに現を抜かしていられる程、安穏な年でも無かったですからね。