はいかぶり…

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ガラスの靴が
似合わない
シンデレラ


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取り敢えず。
ヒト知れず、実は「大食」のスキルを秘める四条貴音に関しては。
765プロが倒産しても、芸能人としての身の振り方が安泰したワケで。


ボーイッシュ担当の菊地真が、意外を飛び越えて、超身体性能を発揮。
具体的には。
ワイヤー無しで、横浜っぽい中華街の市街地で、スタントロケ。
日本で仕事が無くなっても、台湾か香港でアクションヒーローとして通用する。(笑)


THE IDOL M@STER 〜THE ANIMATION〜>


比較的、これまでは、常識的なレールの上で物語が進んでいたのに。
殊、此処に来て、まさかの電波回。
三浦あずさ、の、御当番回
潜在スキルは「年増」。(ぉぃ。)


えーと。
あの超展開を、未見のヒトに説明するのは、骨が折れるのですが。
端的に説明すると、あずささんが、ウェディングドレスを着て右往左往。
黒服のヤバイ人々に追われたり、おばあちゃんを助けたり、石油王から求婚されたり。
……まぁ、なんつーか。
……落ち目の中年アイドルが、Vシネマで必死に頑張ってる感じのノリ。


適齢期らしいので、婚期に悩むって裏設定も加味しつつ。
しかし、如何せん。
「黒髪のお姉さん」枠で、キャラ性が、如月千早とドッ被りなので。
どうにか、「年増」スキルを活かした、新しいポジションを模索中、……と、云うか。


なんつーか。
作り手からは、一向に、愛されていないキャラクターだなぁ、……と。
ファンのニーズだけを考えて、テキトーに考案された、ハリボテ。
事務所の意向に完全従事するしか出来ない、崖っぷち感。
今後、芸能界で華を挙げるには、もう結婚しか道が無い、……的な。


それぐらい。
何て言うか、あずささんの転々浪々っぷりが不憫な回でした。


もっと、こう、井上喜久子さんぐらい浮世離れした性格を活かして、さ。
「面倒見は良いけれど、何を言い出すか分からない」、みたいな。
「年増」には「年増」だからこそ出せる味、ってのが、あるワケで。
モーニング娘。の、後期の中澤裕子さん、みたいに。
あずさの性質を否定せず、あずさ独特の味を出す方法がある気もしつつ。


件の、花嫁衣裳で走り回る話、……に、関しては。
現実性を無視した、超設定の超展開でデタラメでゴリ押しするのであれば。
存在自体が謎、の、四条貴音の御当番回にするべきだった気もしつつ。


貴音だったら、現実的に考えて、無理の度が過ぎた超アニメ展開だったとしても。
「貴音だと実際に在りそうで怖いw」って、ネタとして、一蹴できる。(笑)


三浦あずさ、に、対して。
765プロが、バンダイナムコが、求めているモノは。
一体、何なのかなぁ、……と。


もっと、愛してあげても良いのに。
ファンが、では無く。
作り手が。