ほうかご…
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デートとか
べつに、しなくて
構わない
ただ、教室で
笑顔の「男×女（ふたり）」
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アニメキャラで「誰を彼女（彼氏）にしてみたい？」的な質問。
オタクの間では、一般的な話題の一抹でして。
深く考えず、即答なり、インスピレーションなりで、サクッと回答しても。
仲間内でもネットでも、それなりに話が広がる便利なセンテンス。
例えば。
『虎兎』だったら、ボクは、虎鉄をカレシにしたいです。
……って、うにうに。さん、男ですよね？（笑）
つーか。
「楓をカノジョや娘にしたい」とは欠片も考えないのが、ちょっと不思議、と、云うか。
なんだか、あの娘は、ボクの視界には入っていない気がする不思議。
ィャ、キャラクター単体のポテンシャルは『おっぱい秘剣帖』の楓よりも、味なのですけれど。
なんだろう。
『虎兎』には、あの「萌え」は、いらない。
＜けいおん！＞
……で、唐突に、素っ頓狂な方向に話題がシフトしますが。
第一期、第二期、と、ブチ抜いて。
この夏、細々と『けいおん！』を返り見ていた次第。
「返り見ていた」のか「省みていた」のか、まぁ、どっちにしても同じコトなのですが。
夏フェスとか、文化祭とか、端々で流れる挿入歌とか。
部分部分の「わざとらしさ」に、一々、興冷めしつつ。
やっぱり、初見で得た感想と、今になって得た感想は、それほど大差が無いのですが。
ただ一つ、今までとは印象が異なった場面。
卒業式の談。
「卒業しちゃヤだ」って、あずにゃんが駄々を捏ねて、泣き崩れて。
それを、唯が、優しく諭すシーン。
「これをあげよう♪」って説明すれば、脳裏にフラッシュバックする、あの場面。
やっぱり、アレですね。
特談、『けいおん！』に限った話では無く、総じて。
第一期の第一話から、脈々と追ったからこそ、重みの映える演出ってのが、あるんですね。
二時間の雛壇バラエティで『懐かしのアニメ最終回スペシャル』とか見ても、何とも感じない。
毎週毎週、楽しみに見ていた作品の最終回だからこそ、心に刺さるってモノがあり。
……久しぶりに、「アニメに於ける連続性の重要度」を再認識しました。
……『けいおん！』で。
『らき☆すた』や『日常』や、オムニバス形式の時間連続型、とか。
『涼宮ハルヒの以下略』の様な、時間軸乱交差型、とか。
（ハルヒ第二期では、時間軸を正して、連続性を重視して放映されましたが）
話題が「京都アニメーション」一色に染まると、説得力が半減するかも知れないですけれど。
それでも。
なんつーか、京アニらしい読後感を、久しぶりに、ポジティブに甘受しました。
……で、冒頭の話。
夏の半ば、ある匿名大規模掲示板で、こんな話題がありまして。
2chの流れを汲んでいたっぽいけど、2ch本家では無いらしい、アフィリエイト目的の副次サイト。
「けいおんのキャラで、彼女にするなら、誰が良い？」
その場所では、澪と梓の二強に、紬や和が食い下がるっぽい展開で。
憂はともかく、唯と凸（律）は「いらない子」扱いだったのですが。
（先生とかサブキャラに付いても盛り上がってたけど、此処ではスルーとします）
ボクは、どうなのかなぁ、……と。
澪だと、こっちが気疲れする。
紬だと、アチラに気を遣わせる気がして、落ち着かない。
凸だと、会話の間が持たない。
梓だと、心情が把握できなくて、一方的な展開になりそうで、気の毒。
憂だと、一緒にいても、一緒にいる気がしない。（異性として、彼女として認識できない）
和だと、メガネが変。（ぉぃ。 / 笑）
とか、ザックリと考えた結果。
彼女にするなら、唯、……って結論に、辿り着いてしまいました。
実際、良い所は、ほとんど無いですよ。
空気は読めないし、言動は浮ついてるし、ゴーイングマイウェイだし。
和のメガネを変と酷するのであれば、唯のティーシャツの柄についても疑問視するべきですし。
それこそ、憂よりも異性っ気を感じないし、女性として認識できる要素が無い。
でも、何だろう。
妄想バカを百も承知で、あのメンバーで誰か一人を彼女にできるのなら。
唯が良い、……と、思いました。
他のメンバーの味が濃すぎるから、消去法で、唯に辿り着いたのか。
無意識的に、ボクは、この手の「難はあるけど、ポジティブなバカ」が好きなのか。
（滝野智、赤座あかり、長岡志穂、片桐姫子、泉こなた、みたいな）
『彼女』って単語が一人歩きしてるけど、実際には『彼女』どーこーとか考えもせず。
それでも、それを踏まえて。
HTTのメンバーの中では、唯が、良いなぁ、……と。
余談。
『けいおん！』も含めて、今までにボクが見たアニメやゲームの作品の中で。
「じゃあ、嫁にするなら、誰が良い？」……ってな、一足飛びの質問に対しては。
福沢祐巳。
この信条が、ここ数年来、まったく変わっていない不思議な傾向もあったりしまス。
「じゃあ、旦那にするなら誰が良い？」……って、同等の質問に対しては。
ボクは男なので、その回答については、黙殺してスルーとします。（笑）
ボーイズデート、と、同性結婚、は、まったく畑の異なる観念論だからなぁ……。
