ろりこん…
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首筋の
汗、一滴も
いやらしい
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「ロリコン」の語源とされる『ロリータ』は、14才の少女だそうで。
平均的な狭義として「14才前後」と云うのが、ロリコンの大別定義であったりしまス。
肝は、「前後」のサジ加減。
ヒトによっては、その振幅幅が「5」だったり。
ヒトによっては、その心腹幅が「2〜3」だったり。
ヒトによっては、14才しか認めないって場合もあったり、無かったり。
医学的(保健体育的)に考えれば、その資料規準は、しかし以外と単純で。
肉体の第二次性徴期の期間中、……と、云うコトになります。
上記で肝とした「14才前後」のサジ加減の妙が複雑に関与するのは、この点。
女の子によっては、10才で初潮を迎えて、胸が膨らみ始めたりします。
女の子によっては、15才で初めての経を迎える場合もあります。
生理が始まったから、と言って、胸が乳へと進化するとは限らず。
逆に。
豊満で、ふくよかな胸の余り肉が、知らない内に乳と一元化する例もあります。
(初潮の有無や年齢に関わらず、小学生の段階で)
……とか。
……世に「ロリコン」とされる趣味を秘める人間の、真の恐ろしさ、は。
……被服に下に隠されているハズの少女の秘域に対する、病的な関心であり。
その辺のコトを。
「ロリコン」を自負するからには、決して軽視できない自分の病理を。
それに対する、社会の警戒と、警鐘と、迫蔑を。
そして。
時として、その冗談がハメを外して犯罪となる事例が後を絶たない、現実を。
ちゃんと。
しっかりと、直視した上で。
ネットで、仮想の人格を模して、冗談で。
小学生や中学生のアニメキャラに対して、性的興味を吹聴してるのか、とか。
『ロリータ・コンプレックス』。
平成の基軸で、分かりやすく言い換えると「萌え」。
昭和のモノサシで言い換えれば「美少女」。
だいたい、さ。
『ロリータ』に準ずる少女に対して、異常な性興味を描く集団病理は。
症候群(シンドローム)であって、コンプレックスじゃ無いのです。
ロリータ・シンドローム = 「俗に云うロリコン』」。
では。
真意の『ロリータ・コンプレックス』とは、厳密には、どう云う状態なのか。
コンプレックス。
「今の自分、イヤだなぁ……」と、自己状態を自己否定する心理状態。
ロリータ・コンプレックス。
「ロリータみたいな半熟の身体、イヤだなぁ……」と、自己否定。
諸姉なら、多少の実感は、ありますよね。
半熟と云うより中途半端な自分の心身を見て、ゾッとした瞬間。
大人になるなら大人になるで、一日も早く、肉体的に完熟して欲しい。
その時期の、自分の身体に対する、否定的な心情。
それが『真・ロリータ・コンプレックス(仮)』なのです。
つまり。
「性徴期の少女に対して興奮を抱く、第二者第三者」の病理、では無く。
「性徴期の少女、本人、第一者」の病理、なのです。
世に言う『ロリコン』は、そもそも。
その大前提が、決定的に、誤解されたまま。
今の今に至るまで、間違ったカタチで、浸透している感がある。
<ロウきゅーぶ!>
結局、どのアニメが何であれ。
二次元の少女に対する性愛は、本質的には同好であり。
その発信の根幹は、大抵、度の過ぎた冗談(それと、フェチ)なのですが。
ヒトによって、フェチのウェイトが大きい場合には。
それが、性的自慰に耽る上で欠かせない、自分の支柱の一つともなりますが。
大抵の場合は。
「冗談としての文脈上の言語価値」が喪失した時点で、そのまま忘却されるワケで。
一発屋芸人を真似する子供、みたいなモノですよ。
友達との会話の中でウケる間だけ、端々で借用されて。
まったく無視される様になったら、次代の一発芸にシフトする。
ロリアニメの場合。
閲覧者の反応が良い時だけ、ブログやツィッターや掲示板で多見して。
反応が鈍くなったら、次代のロリアニメにシフトする。
ロリアニメのみならず、腐女子アニメでも、おっぱいアニメでも、メカモノでも。
なんつーか。
以下、「(シンドロームとしての、狭義の)ロリコン」だけを語りますが。
(『真・ロリータ・コンプレックス』については、もう、今回は触れない)
御覧の通り、ロリコン趣味のヒト、……ってのは。
何かと御大層で、考え方が、いちいち「大きい」んです。
「ナニは小さいクセに態度は大きい」なんて冗談を差し挟む余地も無いほど。(笑)
男根だったり、社会的地位だったり、自信だったり。
まぁ、漠然と酷談すれば『人間が小さい』癖に『自我が大きい』のですが。
その辺の、ナニサマ気取りの滑稽、と、目からウロコのコロンブスの卵。
何を言い出すか知れたモノでは無いけれど、たまに、良いコトを言う。
……それが、ネット上で「ロリコン」が一目を置かれるに至る由縁なのですが。
ボクみたいに、ブログで内弁慶に耽るタイプに限った話では無いですよ?
例えば、エロ画像掲示板なんかで。
貼られる画像のコメントで、作品について、それぞれが深学したり。
他愛の無い冗談に、機知に富んだ、発想が飛んだ、味なツッコミを入れたり。
そうした、「異様」「異常」が交遊するからこその、コア・コミュニケーション。
……たまに、犯罪に直結するから、軽々しく謳歌は勧められないケドな。(笑)
犯罪っても、集団レイプだけじゃ無いですよ?
ワイセツ画像の共有とか、違法海賊版の乱造密売とか、非違法ドラッグの売買とか。
えーと。
物騒な話になって来たなァ。
『ロウきゅーぶ!』?
つまり。
自今、急速に、ロリアニメ(未成熟の性)への関心が過熱しているワケですが。
裏腹に。
過去の同軸または同系統のロリアニメが、まったく見向きもされていない、……など。
(近例だと『みつどもえ』『こどものじかん』などとの比較論が無い、など)
(広例だと、昭和の魔法少女や美少女ブームとの比較考察が無い、など)
浅い。
未成熟に対する、後天的かつ病的な性興奮も無いのに。
変質をネタにした冗談を笑い飛ばすほど、性に対してフリーダムでも無いのに。
一時のミーハーにカマけて、今だけを笑って過ごす、……って。
それで、「ロリコン」やってて、楽しいのかなー、……と。
広く浅く「ロリコン」を楽しむのも、それなりのメリットは、あります。
すぐに真人間に戻れるから、社会生活への自分への実害が、無い。
稼いだ賃金をロリアニメに費やす、とか、無駄な徒労をしないのは、大きい利点です。
あるいは、浅い方が、正しい「ロリコン」の楽しみ方なのかも知れません。
が。
趣味が昂じて、自分の実生活に実害が出る。……、とか。
それぐらい、度を越えて、病的に何かを楽しむほどの過熱も無いのに。
口先だけ、異質なオタクのフリされてもなァ、……って。
今一度、諸姉諸兄に対して、改めて、問う。
「未成熟の子供の肉体は、好きですか?」
……と。
……ド直球に、人格破綻とも考えられる、変質的な質問を投げ掛けたボクを。
アナタは、今。
何を思って、見つめていますか?
コレぐらい、自他に対して、シビアに振る舞う「ロリコン」が減ったのは。
なんとも、退屈な時代になったもんだ、……と。
世には、これだけ「ロリコン」(萌え、美少女)を謳歌する商品が溢れてるのに。
誰も、それを、楽しんでいないのでは無いかしら、……とか、思ったり。
今、一時の会話の間を埋め合わせるコトだけがウェイトなのかしら、と。
未だに。
もう、何十年も、過去のアニメにも関わらず。
『クリーミーマミ』や『スイートミント』を性的なオカズにしているヒトがいるそうですが。
そうした、超長期的なスパンで鑑みて。
以後、何十年も、未来になって。
敢えて『ロウきゅーぶ!』や『R-15』を性的なオカズにするヒトが、いるのかしら。
ボクの疑問に対して、現実が、具体的な回答を寄せるには。
これから、数十年に渡る、長い長い経過観察を要するワケで。
無論。
『こどものじかん』『ロッテのおもちゃ』『ふしぎ星のふたご姫』などなど。
中間的な時間軸も踏まえて、全体的に考察する必要がありますけれど。
否、だからこそ。
その、超長期的な時代と社会の変遷を、遂次、追い続ける求道のロマン。
だから、「ロリコン」は面白い、……と。
ボクは、手前勝手に、そう考えるワケなのですが。
でも、どうなんでしょうね。実際。
ただの変質者にしか見えない、とかだったら。
ちょっと、自分の身の置き場を、冷静に考える。