あかりぼん…

   ※   ※   ※   ※   ※   ※   


浩之(ちゃん)に
フォロー求めて
無視されて…


   ※   ※   ※   ※   ※   ※   


そう云えば。
いつぞ、「あかりん」の無個性について考学した折。
神岸あかり、神崎あかり、水無灯里、星見あかり、に、ついて触れましたが。
源氏名の語感から、まず宝塚の風潮に染まるタカラジェンヌの中にも。
白姫あかりさん、など『あかり』って名前のヒトが何人かいるそうですが。


桜あかり。
自今、もっとも近例の「あかり」を、すっかり失念していた不遇。


えーと。
一言で説明すれば、性的な女の子、……らしいです。
仔細を説明すると『ジュエルペット』で調べれば、すぐに分かります。
一体全体、どう云うワケか。
性対象としてのスタンスは、差別的な語句で恐縮なのですが、ビッチ。
……なのですが。
中途半端なエロ同人誌より、パンツも乳も見せない本編の方が、エロい。
表情とか、所作とか、声とか、本質的な部分で原作仕様が、一番、エロい。


…………で、今日は何の話だ?


To Heart
ゆるゆり





パソコン版では、良妻賢母の予備軍的な、家庭的な女の子だったのに。
PS版では、中途半端にアカ抜けて、奇抜と云うより「変な子」と化し。
アニメ版では、その反動で、明るい作風には不釣合いのシリアスでナイーブな女の子に。


上記の神岸あかりは、PS版。


掘る意味の無い墓穴を掘って、自分で落っこちる。
「この子は、天然ボケ担当でヨロシク」みたいなテコ入れが、逆に、枷になる。
(いちいち、ボケがわざとらしくなって、ドン引きされる)
……、で。
誰も見てない所で、カメラの死角で、味のある「天然ボケ」を披露してくれる。


上記のラクガキを描いた後で、気が付いたコトなのですが。
ショートボブの髪型の頭頂に、ぴょんと目立つ、愛らしいリボン。
墓穴を掘って自分で落っこちる、自虐的な芸人体質。
(しかも、基本的には「ウケる」より「スベる」コトが多い)
……にも、関わらず。
誰彼からも平均的に愛される(いじられる)、総受けキャラ。
誰と吊るんでも、期待通りの墓穴を掘って、予想通りに沈む、磐石のスタンス。


赤座あかり、の、「墓穴の掘り方」と「愛され方」。
ものすごく、誰かに似てる、と、思ったら。


柊つかさ、……ですよね。あの芸風は。


自滅の過程、セルフフォローの下手さ、そして、死角での芸の細かさ。


ああ、なるほど。
そのスタンスで見れば、あかりんの目障りな「わざとらしさ」も、魅力と化す。
アレは、第三者の意に応えようとするが故の、芸人的な空回りであり。
そうしたニーズの無い所で、死角でボケるあかりを追えば良いワケか。


余談。
神岸あかり、の、あの独特の頭頂リボン。
ショートボブに、ウサギ耳みたいな、ピョンと撥ねたリボン。
いつしか「あかリボン」と銘打たれ、水面下で人気を博すコアジャンルの一つ。


柊つかさ
来栖柚子。
P子。
安中榛名


コアジャンル、とは、言うモノの。
数が増えたもんだなぁ、と。


赤座あかり「あれ?それって、私とは、まったく関係の無い話だよね……?」


まぁ、赤座あかりが「あかリボン」キャラだったら。
それこそ。
柊つかさのパクリ』と一蹴されて、立つ瀬も浮かぶ瀬も無かっただろうなァ。(笑)