めんま…

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つくつくぼうし
夏の終わりを
告げる雨


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俳句の日。
バイクの日。
元祖アキバ系宅八郎さんの誕生日。(ぇ?)
元祖「すべり」芸人、ふかわりょうさんの誕生日。(え?)


いったい何の日なんだ。今日。(笑)


そんなワケで。
甲子園の熱戦の終了を待ってくれていたかの如く、秋雨前線の「走り」の、雨。
二十四節気処暑」に相応しい、真夏の終わりを告げる、涼風。


つくつくぼーし。
つくつくぼーし。
なつがおわりまーす。


ほんの数日前まで。
炎天直下に辟易していた時分は、いい加減、身体が滅入ってましたケド。
(反面、気分は、やたらと高揚していましたが。←うにうに。さんは夏が好き)


一瞬、……と呼ぶには、やや幅のある時間軸の間を置いて。
季節ってのは、カレンダー通りに、律儀に変わるもんですねぇ。
35度が当たり前だった日々に慣れた身体には、29度の雨天は、すこし肌寒い。


そんなワケで、早くも折り返しを迎えた2011年の夏アニメ。
ここらで、オタクの見地から見た、総合的な総括。


『あの日見た花の名前を(略)』は、やっぱり、夏にヤるべきだった。(ぇ?)
むしろ。
うさぎドロップ』は、春の方が良かった。


補足説明。
関西地方では、毎週火曜日の深夜、『めざましテレビ』をやっているチャンネルで。
四〜六月期に『あの日見た花の(略)』をやっていた時間帯に。
七〜九月期は『うさぎドロップ』をやってます。
……あれ?
……『No.6』の時間帯でしたっけ?
……まぁ「ノイタミナ枠」って説明しても、語弊は無い時間帯だと思いつつ。


ともあれ、『あの日見た花の名前を(略)』に関しては。
現実でも、暑さにうだり、虫の声を聴き、満天の星に想いを馳せながら。
目と耳以外の全身で、作品に、接したら。
もっと、こう、視聴者の全身に伝わる何かがあったんじゃないかと思う。
安城鳴子の尻の穴がどーこー、なんて、エロ同人誌的な受容のみならず。
メンマが秘める、スピリチュアルなメッセージのテーマ性とか。
お盆の時候だからこそ無意識に感じる、霊的な「重み」とか。
……そう云うモノを、大切に伝えれば、時代に残る作品となっただろうに。


『ロッテのおもちゃ』も、できれば、夏に見たかったのですが。
多分、真冬に見ても、読後感は季節に左右されないかなぁ、……と。
兎角、感想は「歯痒い」の一語に尽きる。(笑)


肝心の夏アニメ、に、関しては。
個々の中身が濃いのに、全体的には薄い、……と、云うか。
例えばロウきゅーぶ!』で云えば「おー」しか残ってない、みたいな。
そんな感じの、何とも味気無い読後感ばっかりなのかしら、とか。


そう、今年の夏アニメの中間決算としては、アレですよ。


♪ 不完全燃焼なんだよ
♪ このセッションは
♪ 最初から


そんな感じ。
どこの製作会社も、どこの放送局も。
自社の将来を算段する生存戦略に右往左往してるだけ、っぽい。