なつこみ…

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何は無くとも
命あっての物種


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7 + 11 = 18文字。
若干の「字余り」感はある物の、変則定数自由律。


ともあれ。
今年の夏コミでは、ひょっとしたら。
最悪、死人が出るんじゃないかしら、……とか。
イベントを目前に、お盆のド真ん中に、何とも物騒なコトを考えている次第。


熱中症が、ものすごく、全国的に、大変なコトになっています。


コミケに限らず、オタクのイベントってのは、危険な側面もありまして。
夏だろうが冬だろうが、体力の限界を超えて、無理を強いられるケースも多いです。
そんな時、リミッターと自制によって、ギリギリの一線で死地を回避して。
志も半ばに、体調が急変した身体を引き摺り、現地から撤退しつつ。
脆弱な精神と身体に悔やんだ経験のあるヒトも、いるかも知れませんが。


今年に限っての話では、ありません。
去年も、来年も。
夏コミ、……ってのは、炎熱の修羅場ですから。
冬コミ、……の場合も、極寒の修羅場ですから。
その死地に挑む上で、何よりも健康第一を考えるは、オタクのセオリーであり。
殊、ウチの読者各位であれば、尚更、ボクが警鐘する意味も無いのですけれど。


否、だからこそ。
今一度。
今年は、特に。
コミケってのは、下手をすれば、死人が出るかも知れない危険地である、と。
今の今まで、幸福にも、一件の事例も発生していないだけの話だ、と。


覚悟、……と、云うか。
当たり前の事を、今一度、心の中で啓蒙して下さい。


そして、与力があれば。
もし、アナタの近隣で、体調を崩したヒトが居た時に。
何らかの形で、その人を助けてあげられるぐらいの余裕を持って、臨んで下さい。


団扇で風を扇いで、熱を冷ましたり。
水を持っていたら、分けてあげたり。
救急搬送が必要な場合、救護が到着するまで、励ましてあげたり。
いざ、(自分以外の人に)何か、あった時にも。
「いざ、何かがあるかも知れない」って、心の奥底に、ちょっと抱いているだけで。
その時の対応にも、かなり、有用な実効性が発揮されますから。


その上で。
実際には、何事も起こらない事が望ましいのは、言わずもがな。
万事、万感、すべてが安泰かつ平穏に終了した時に。
ホッ、と、安堵の溜息を吐く。
……そうであって欲しい、と、切なる願いを込めて。


せめて、前日は、ゆっくりと休養と睡眠を心掛けて下さい。
翌日がコミケ、しかも三連戦ですが、逸る気持ちを押し留めて。
体調と精神力を、万全の状態で挑むために。


諸姉諸兄、諸妹諸弟、素敵なコミケとなるコトを。
遠く、大阪の地より、祈りつつ。


ボクにできる事は、二つ。
熱中症のみならず、健康管理に気を付けろ!」と、厳しい言葉で釘を刺すコト。
そして、各位にとって有意義なイベントであれ、と、心より願う事。