ほびろん…
※ ※ ※ ※ ※ ※
ホント、
びっくりするくらい
論外っ!
※ ※ ※ ※ ※ ※
3 + 7.5 + 4.5 = 15文字。
5 + 7 + 5 = 17文字の換算にしては、やや字足らずの感。
なのですが、語呂が良いので、字数不定形の変則自由律。
a 「うに。さん、『ホビロン』って何か知ってますか?」
うに。「メソポタミア文明の古代都市」
a 「それは『バビロン』」
うに。「シェークスピア『真夏の夜の夢』の妖精王」
a 「それは『オべロン』」
うに。「バブルガムブラザーズのデビュー曲」
a 「それは『WON'T BE LONG(ウォン'ビーロン)』」
うに。「それだけ知ってて、なぜ『ホビロン』を知らんのか!?」
a 「孵化寸前のアヒルの卵が、なんでアニオタの間で盛り上がってるんですか?」
うに。「……ああ、そう云うコトか」
<檜山修之のあにめじ湯>
土台、ミーハーを釣るための、見え透いた釣り針でして。
アニメが終われば、二度と、誰も使わない様な流行語、と云うか。
「印象のゴリ押し」が、やたらとわざとらしく、目障り。
……なぜか、そんな否定的な視点で見てる『花咲くいろは』。
ィャ、亀甲縛りにしても、そうだけどさ。
いちいち、記憶に引っ掛かる不自然な演出とか、いらないから。
ストレートに、女将見習いの青春日記だけとして、良い話だから。
逆に、余計なコトをされるたびに、作品に対する好感度が萎える。
もとい。
そんなこんなの『ホビロン』。
「ホント、びっくりするくらい、論外」ってのが、作品上の隠意。
(孵化寸前のアヒルの卵ぐらい感性が拒絶反応を示す、って副意もアリ。)
(ちなみにベトナムでは、それを食用として常食している習慣がある。)
なんて言うか。
この、露骨で、あからさまな、印象の押し付けに対する嫌悪感をこそ。
要するに、ホビロンって言い捨てても良いのかなー、……と。
ホント、びっくりするぐらい、論外。
『ホビロン』なんて、素っ頓狂で突飛な耳なれぬ単語で。
一瞬のインパクトにカマけで視聴者の注意を安易に引き付ける、安い発想が。
いかにも「みんな使って下さいねー♪」的な、製作者の下心が。
なのですが。
なのですが。
上記、『ホビロン』に関して全否定のスタンスで書き殴ったのは。
むしろ、ここからの本旨を強調するための、枕(=噺のキッカケ)。
コレだけ全否定した、件のカタカナ四文字の単語によって。
うっかり、不覚にも、抱腹絶倒の坩堝に陥った話。
キライだったモノが、一瞬で、好きにシフトした瞬間の話。
『あにめじ湯』に、能登麻美子さんがゲストで登場。
いよいよ『ツインエンジェル』の話かと思ったら。
(檜山さんも『ツインエンジェル』に出演してる、……ハズ)
一体全体、どう云う了見か、『花咲くいろは』の宣伝。
いや、どう云う了見も何も、能登さんは準主役ですけれど。(笑)
『あにめじ湯』に登場するのは、主役だけじゃないですし。
別段、自今、能登さんが『いろは』の宣伝に来賛しても不思議は無い。
で。
この番組、檜山さんとゲストが混浴しながら、ってな脳内設定で。(笑)
作品の見所や、ゲストの近況などをインタビューする番組なのですが。
その番組の中の、サブコーナー。
「檜山さん、この台詞を叫んで(囁いて)下さい」のコーナー(仮)。
『魂の叫び』だったか『心の叫び』だったか、そんなコーナー。
檜山修之さんの、あの、腹の底から搾り出す覇気に満ちた咆哮で。
「シルバニア・ファミリぃいぃ〜ッ!!!」、とか。
「ゲームは一日、一時間ッ!!!」、とか。
檜山さんのシャウトが好きなヒトには、堪らない名物コーナー。
たまに、番組関係者やゲストさんからもリクエストが来て。
例えば。
池澤春菜さんは、コーナー中に走り書きのメモを手渡して。
「檜山さん、うるさいッ!!!」、とか叫ばせたり。(笑)
……で、能登さんと『いろは』の回。
番組ディレクターから、急遽、叫んで欲しいと飛び込みリクエスト。
呼吸を整え、腹の底に気合いをこめて。
檜山修之、魂の一喝。
「ホビロンッ!!!」
ええ、もう。
元来『(悪口としての)ホビロン』は、こう、吼えるモンだと思いました。
孵化寸前、どころか。
劇画調の、ダチョウぐらいの体躯のアヒルが出て来そうですが。(笑)
不覚。
アレだけ嫌悪していた単語で、コレほど爆笑の坩堝にハマるとわ。