はちみつ…

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かぐわしい
乙女の「秘蜜」(秘密)に
魅せられて…


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リコ 「女の子の胸に跪かない男子はいないのだァ♪」
アリア「……っ!?」(照)
リコ 「あっ……でも、アリアには関係無い、か♪」
アリア「風穴、開けてやるッ!!!」(撃)


わかってないなぁ。
オトコが睥睨するのは、むしろ。
アリアみたいな「ちっぱい」の方だ。


……ああ、ボクだけですか。
……そうですか。そうですよね。
……「ちっぱい」嗜好のヒトは、アリアより、ロッテですよね。(笑)


アリアに跪くのは、せいぜい、釘宮病の患者くらいかしら。


緋弾のアリア


冒頭。
いきなりベッドにキンジを押し倒して、いつになく積極的なアリア。
アスタロッテも、ここまで淫乱なら苦労はしないのに。(笑)
……げふん。
馬乗りになり、乳を顔面に押し当てて、猫撫で声でキャッキャウフフ。


アリア「キンジ、覚悟っ♪」
キンジ「……離れろ。リコ」
アリア「……くすっ♪」


そりゃ、ね。
乳を押し当てりゃ、アリアかリコか一発で分かるダロ。(笑)
あの偽アリア、実は、演じていたのも伊瀬茉莉也さんだったらスゴイな。


ともあれれ。
ただの性悪のド変態かと思った、ルパン4世、もとい、リコですが。
あるいは。
半強制的に、へタレから覚醒モードに移行させたのだとしたら。
HSS(ヒステリックモード)でしたっけ?
どっちかと云うと、ドン引きの素ツッコミって気もしないでも無し。(笑)


リコ 「今夜は素敵な夜。オトコが居て、硝煙の匂いがして……」
アリア「リコっ!」
リコ 「リコ、どっちも大好き♪」
アリア「峰理子リュパン4世、今度こそ逮捕よッ!!」


いつも思うのですが。
アリア、って、ホームズの家系ですよね?
探偵、……ですよね?
なのに、どうして、いつも『逮捕』を重視するのだろう、と。
岡ッ引の銭形平次の一族なら、いざ知らず。
探偵の天命は、『逮捕』では無く『真実の糾明』ですよ?


アリア「だいたいアンタ、良くノコノコ娑婆に出られたわね。ハイジャック犯でしょ?」
リコ 「そんなコトも推理できないの?さすが駄目駄目ホームズ♪」
アリア「何ですって!アンタみたいなブサイクルパンに言われたくない!」
リコ 「あァ!?なんだと、このお子さま武偵ッ!!」
アリア「うるさい!お調子者の人気取り!!」
リコ 「黙れ、ペチャパイ世界記録!」
アリア「似合わないコスプレやめろ、嘘吐きの爆弾魔の痴漢女!」
リコ 「うるさい、腰の高さ地面スレスレ!!!」
アリア「何よ、顔の偏差値平均以下!!!!」
二人 『あーもう、頭キタっ!!!!!!』


……で。
……熾烈な(罵詈雑言の)弾幕を掻い潜り、キンジが仲裁に介入。


キンジ「哀しいよ……愛らしい子猫同士のケンカを見るのは俺の趣味じゃない」


……あぁ、やっぱり、ヒステリア(覚醒)モードだったんですね。(笑)


後半は、ヒミコの子孫の巫女さんが黒パンツで頑張っていたですが。
ボクは巫女にも黒パンツにも興味は無いので、無視。(笑)
サブタイトル「蜂蜜色の罠」に関する具体的なツッコミは、後日。


ただ、二つだけ。


ひとつ。
物語の大元の設定は、ルパンvsホームズの歴史観構図が前提。
ひとつ。
アリアは「ちっぱい」では無く、ペチャパイ。


今日に関しては、この二点さえ、御理解いただければ。(笑)
あっ、あと。
中途半端なリコの乳では、オトコは誰も見向きもしないと思います。(笑)
つーか、リコの場合。
乳がどうこうとか、腹黒い二面性とか、意外と苛烈な攻撃性よりも。
アリアいわく「似合わないコスプレ」が、オトコに無視される由縁ですが。


あるいは。
他のオトコからの視線をスルーさせるための、リコの罠の一環だとしたら。
意中のオトコと集中的に接触するための、言下の意識操作の手法だとしたら。
心理戦に於ける、リコの戦闘能力は、尋常無いほど凄まじい。
ひょっとしたら。
作者の深謀遠慮に愛想が尽きて、または逆に、無知蒙昧にカコ付けて。
作中で、リコが一人歩きして、手前勝手に自由気侭なだけかも知れませんが。(笑)
蟹名静さま、みたいに。