むしのひ…
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虫の日と
会話を振って
無視されて
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人物やキャラクターの意外性の話。
言動の端々から滲み出る、ヒトの本質の話。
または。
とある、「隠れ理系女子」の話。
<スケッチブック>
栗原渚。
殊、虫を愛でつつ、各種小動物の知識に長けた生物学のスペシャリスト。
彼女の昆虫知識に、ガチで渡り合えるのは。
彼のファーブル大先生、か、高原馬頭子、くらい。
……えーと。
……高原馬頭子が誰だか知らないヒトは、ググって下さい。(笑)
高原馬頭子(まとちゃん)は、『日常』のメガネくらい、表情が乏しく。
「この子は理系女子」と説明すれば、満場一致で「あー」となると思うですが。
栗原渚は、表情がコロコロと変わり、割りと詩人的で。
ともすれば、その『小動物を愛でる心』が「文系」かと思われがちですが。
「曖昧な物を否定するのは、本当の科学がヤる事じゃないよ?」
栗原先輩が、実は、ガチの理系だと知ったのは、つい最近の話。
自分の感受性や前頭葉より、知識と経験と実測を重んずるタイプ。
『スケッチブック』の中では、ある意味、涼風コンビよりも異端。
……まぁ、涼風コンビも、アレで理系っぽい部分があるですが。
(故障したCDラジカセを、ハンドメイドで修理する、など)
なんつーか。
栗原先輩の、潜在的なポテンシャルの深さは、意外と底が深いと思った。
そこを懇々と探求する某ゆずネコさんの愛の深さも、また奥が深い、……と。(笑)
一寸の虫にも五分の心意気。
そんな、6月4日。
そんな、虫の日。