めるちぇりーだ…

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生臭い。(エロい)
……と云うより、むしろ
乳臭い。(幼稚)


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てゆーか。
だったら、釘宮理恵さんじゃなくても良かったんじゃないかしら、とか。(笑)


<ロッテのおもちゃ>


一言で「ツンデレ声優」とは、云うモノの。
くぎみーの演じるツンデレには、何気に、色々な種類があるワケで。


・ロリツン。……三千院ナギ、ルイズ、など。
・百合ツン。……松平瞳子、智花(沙英の妹)、など。
・激情性クーデレ。……シャナ=平井ゆかり、逢坂大河、など。


あるいは、松平瞳子の場合。
ロリツン、百合ツン、激情性クーデレ、の、複合タイプであったり。
あるいは、三千院ナギの場合。
上記には触れていないけれど、ツインデレの要素も兼ねていたり。


あるいは、厳密に、狭義の『ツンデレ』に属するのは。
上記の例では、ルイズ一人だけだったりするのだろうか、とか。
そもそも、逢坂大河が、本当にツンデレなのか否かの判断も難しいワケですが。
(「特定の一人だけ反応タイプ」なのか、「好感度が経時で発展タイプ」なのか)


まぁ、何であれ。
少なくとも、アスタロッテは、ツンデレでは無い気がするワケですが。
強いてどちらかと云えば、ロリツン寄りのデレツン?
……と、云うより。
たぶん、アスタロッテには、ツンデレ性は求められていないワケで。
くぎみーが演じる = じゃ、ツンデレって事で」、みたいな。
後付けの、不自然なキャラ性を感じたり、感じなかったり。


典型的なツンデレで云えば、今季は、クァドラのアリアがいるし。
……っても、クァドラのアリアは、ツインデレですが。(笑)


ともあれ、『ロッテのおもちゃ』の話。


葉賀ユイさんなのに、ちっとも歯痒くない。
その辺のエロスの差分の理由が、ずっと気になっていたワケですが。
それは、それとして。
何気に、声優さんの布陣が、無駄に豪華でビックリ。


田村ゆかりさん、とか。
堀江由衣さん、とか。
斎藤千和さん、とか。
チョーさん、とか。(ぇ?)
ィャ、声優仕事なんだから、主役級が脇を努めるコトも侭あるワケで。


殊、堀江由衣さんは、むしろ脇の重役の方が味の出るヒトなのですが。
田村ゆかりさんが、一頃と比べて、他キャラを喰わなくなった、とか。
斎藤千和さんが、斎藤千和さんとしての仕事をさせてもらえない、とか。
斜めから見ると、布陣の妙と演技の幅が、意外に面白い次第。
そうか、ポップでキュートな絵面にダマされたけど。
コレは「耳で観る」系のアニメだったノカ!?


「耳で観る」系のアニメ。
『かしまし』とか、『化物語』とか、『スケッチブック』とか。
そんな感じの心持ちで接すると、なるほど、面白い。


……で、やっと分かった、潜在的エロスの秘密。


主役のオトコ、佐藤利奈さんが演じてたんですね。
ああ、女じゃなくてオトコにウェイトを置いてハァハァするアニメなのか。(笑)
オトコに「萌え」の基準点を置いて、そこから派生的に意中の女性キャラにシフト。
……っても、ほぼ全員がロリですが。(笑)
……葉賀ユイ絵が好きなら、誰にシフトしても満足の行く出来映。


否、それよりも、何よりも。
ロリばっかりだと、ワンパターン化が「胸つかえ」して、飽きるので。
せめて一人、ヲトナのお姉さんポジションのキャラが欲しい、ってコトで。


メルチェリーダ。@皆口裕子さん。


あー。
だから、作品全体のエロスが、中和安定されているのか。(笑)
おとなも、こどもも、おねーさんも。(違っ…)


あるいは、『ラブプラス』一色に毒されたボクの嗜好で考えたら。
アスタロッテは、丹下桜さんが演じたとしたら。
強がり、弱み、淫靡、「(未成熟って意味での)萌え」、などなど。
アスタロットの、インキュバスとしての魅力を、余す所無く発揮できたかなぁ、……とか。
殊、母親に対する複雑な感情の鬱屈と憧憬、とかね。
……代償として、ツンデレ分が半減するかも知れないけれど。


ちなみに。
ストーリーの根幹が「淫魔の精搾取」を縦軸とする作品なので。
誰が何を演じても、ストーリーの土台が、性的なのですが。(笑)
殊、メルチェリーダの「淫乱(夢魔としてのスタンス)」を演じる上で。
皆口裕子さんの、あの声と演技の湿感は、まさに神キャストだと感じつつ。
井上喜久子さんだと、湿感よりも母性が先に立ち、夢魔としての淫靡に欠ける。