ろいやる…

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王室の
敷居を払い
皆と共に…


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昭和の日。


元号が『平成』に改まってから、早、二十年。
夢の21世紀の到来から十年の刻を経た、自今。
それでも、世界の人々を魅了する「古き良き伝統」に纏わる話。





国家元首に相当する「ロイヤル」な結婚式。
イギリスの場合は、対外的にも明確な『王制』なのですが。
日本の場合は、対外的に抽象的な『天皇制』でして。


実際、ものすごく、難しい話なのですが。
簡単に考えて、一切合財の諸学を無視した庶民思考の立場から見て。
「王子様の結婚式だ、わーい♪」ってレベルまで引き下げても無問題。(笑)


便宜上。
『王制』と『天皇制』に、妙な「区切り」を設けたのですが。
本日の論旨は、その部分は、別に大きな問題ではありません。


まだ、元号が昭和だった頃。
日本の「王子様」(当時の皇太子殿下、現在の天皇陛下)の結婚式も。
全世界が、粛々ながらも熱狂的に祝福したなぁ、と。


元号が『平成』に改まってから、早、二十年。
夢の21世紀の到来から十年の刻を経た、自今。


歴史年表で見れば、ほんの数瞬の時間軸ですが。
実際に生きてみると、割りと悠久に近い時間の流れの中で。
そこかしこで、目まぐるしく、文化や生活や「政治」が変貌する中で。


日本を問わず、英国を問わず、いつの時代、どこの国であっても。
「国王」に類する一族が、国民から、愛される、と、云うのは。
その幸福を、世界が一つとなり、共に至福を分かち合う、と、云うのは。
望ましき世界の在り方の一縷だ、と、感動した次第。


世界人類が平和でありますように」なんて。
大それたコトは、とても言えた身の上では、ありませんが。


昭和の日、……に、即して、結論付けるとすれば。
かつて、ビートルズが切望した世界となりますように。
平和と、愛が、否定されない世界となりますように。