ひこうき…

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飛行機は
空を飛ぶ
鋼鉄の鳥


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5+5+7、久しぶりの変則定形自由律。
ちなみに「飛行機」は夏の季語です、ウソです。


姉ヶ崎寧々さんの誕生日。
そんなワケで、「魔法」に関するエトセトラ。
ィャ、ネネさんの志向は『魔術』だけどな。(笑)
(ファンタジー、では無く、ホラーやオカルト)


ヒトは、食物連鎖ヒエラルキーに於いては、中層雑食帯ですが。
(ライオン、クマ、オオカミ、などに捕食される)
(ウマ、ブタ、ウシ、などを捕食する)


実質生態系ヒエラルキーに於いては、頂点に君臨しています。
……と、轟然と説明しても。
神様から罰が当たらないほどに、強い生命体となりました。


ちなみに、宗教的なヘリクツを挟み込むと。
「驕り」が、カタストロフィ的な天罰のトリガーになる、とか。
ヒトがヒトを殺戮する戦争、ヒトの生活を大破壊する天災、などなど。
それらの原因は、神のヒエラルキーを無視したのが主因だ、……とか。
無根拠な戯言を介すると、話の方向は、とんでもなく脱線するのですが。


無神論として、科学と物理だけを現実学としてモノサシに据えた場合。
道具を駆使する知能を持つ、と云うのは、然して不思議は無い事だと思います。
それは、決して「驕り」では無い、と、ボクは思います。


それを踏まえて。
ここからは、電波っつーか、如何にも「うにうに。」さんっぽい話。
なので、まともに取り合わないで下さい。(笑)
ボクの齎す、素っ頓狂な自説が好きなヒトに向けての、戯言。


人間は、いくつか、「魔法」が使えるのでは無いか、……と。
最近、そう、考える様になりました。
いわゆる、狭義の、絵空事の、ファンタジーとしての、「魔法」。
RPGや、ラノベなんかで架空の産物とされている、余興。
それが、無意識的に、現実として蔓延している様な気がしまス。


錬金術


俗に「科学」と呼ばれる知識体系で説明できる分野。
一部、「物理」や「化学」や「医学」等も含まれますが。
教科書を勉強して、専門的な技術を身に付ければ、公使できる超能力。


小さい話だと、ライター。マッチ。ガスコンロ。
自在に「火」を操る、それらの道具は、錬金術の副産物だと思います。


大きい話だと、原子力発電。
大事故があった昨日の今日で、現実を無視して夢物語に逃げるのは、アレですが。
永続的に発生する高エネルギー集束体を、安定的に、保持する。
それを利用した諸事、……って、もう「錬金術」に類する高等分野だと思います。
RPG的な意味で、ラノベ的な意味で、ファンタジーとして。


鉄のカタマリが、空を飛ぶ。
声が、絵が、万里を超えて、ヒトとヒトとを繋ぐ。
特殊な鉱石(いわゆる「外部記録メディア」)に刻まれた記憶が、永劫、残る。
……これって、もう、「魔法」の領分ですよね。


・白魔法。


ケアル、ホイミ、なんかを唱えると、擦り傷やタンコブが治る。
……なんて、呑気な寝言を書き殴る気は無いですが。(笑)


ザオリク、アレイズ、カドルト、サマリカーム。
便宜的な「死」の演出を、御都合主義で復活させる、……など。
そんなバカげた観点から、白魔法を語ると、話が脱線するですが。


現在、大抵の状態異常や怪我や病気を、現実的に治癒するのは。
上記で「・錬金術」と称した『科学』なのですが。
そして「・錬金術」を以ってしても、「死」は免れられぬ宿命ですが。


それは、それとして。


専門知識が無い、「・錬金術」(『科学』)が扱えない。
そんな状況に於いて、なお。
例えば、風邪を引いても、寝ていれば治る、……とか。
例えば、タンコブの痛みが、マシになる、……とか。
例えば、食中毒が三日で普通の体調に戻る、……とか。
人間の身体は、ある程度、自己回復機能があるのですけれど。


その効果を高める、その効果を促進する、その効果を維持する。
間接的な治癒現象が、第二者によって齎されるケースがあるワケで。
父母、祖父母、兄弟姉妹、友達、恋人、ペット。
彼らは、決して、何か、特別な異能を効したワケでは無いですが。
彼らが存在するコトで、アナタの回復が倍化する効果があった場合。
それが、「・白魔法」だ、と、ボクは思います。


白魔法の中には、人体の限界性能を、一瞬だけ上乗せする分野もあります。
此処では、ヘイスト、ピオリム、などの「はやさ上昇」の例。
運動会や何かで、声援を受けると、いつもより速く走れる。
単純に、そう云う話なんじゃないか、…………と。(笑)


そんな気がする。
その程度。
でも、それが「・白魔法」の大切なコトだと思う次第。


……なんて言うか。
人間の生活は、意外と「魔法」に包まれている気がする。
それは『科学』だったり『愛』だったり、色々と別の呼ばれ方をされるけど。
そして。
「魔法」は、決して、御都合主義的に、誰かを助けたりはしないけれど。


それでも、ボクは「魔法」を信じる、……と、云うより。
逆に。
これまで、普遍的に『科学』として教育されて来た、諸分野が。
「魔法」の概念に置き換えても、論理が破綻しないコトが、面白い
と思う。(笑)


『「科学」と「魔法」の融合』、……と、言うより。
『「科学」 = 「魔法」』。