おもいやり…

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重い槍(ヤリ)
よりも手軽な
「思いやり」


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「おもい」は誰にも見えないけれど、「思いやり」は見える。
「こころ」は誰にも見えないけれど、「心づかい」は見える。


ラジオ版の、このCMには、続きがありまして。


その善意は、行いを通して、初めて意味を為す、……とか。
そんな感じの結論が、そっと、添えられていたりするのですが。


それを。
何度も、何度も、何度も、何度も、何度も。
コマーシャルを通して、人々に、知らしめるACのスタンスは。
「思いやり」なのだろうか、と。
「心づかい」なのだろうか、と。


無論、事態が事態ですけれど。
それはそれとして、否、それを踏まえて。
そうしたACの連呼する『善意』に、異様に社会的反感が多いらしく。
人々の不快を払拭するために設立された組織の、『善意』が。
人々の不快を倍化させるに至る、何とも言えぬ皮肉な逆効果。


正義とは、「正しき義」と書きますが。
正とは。
義とは。
何なのでしょうか?


海賊戦隊ゴーカイジャー


のっけから、ものすごく重い、書き出しから始まりましたが。


本日の内容は、至って幼稚で、いつものノリです。
満を持して『特捜戦隊デカレンジャー』参戦。


海賊×刑事。
どんなコラボになるのか、とか、思ったら。
海賊 vs 刑事。
ものすごいストレートだった、でした。


心境や状況の兼ね合いで、どうにも、能天気な感想が書きにくいですが。
追々、色々なコトが落ち着いたら、改めて感想を書き改めますが。


今の心情から抱いた感想を、ただ、一言だけ。


ドギーさんマジ刑事。


赤い海賊のヒトが、ドギーさんを「犬のおまわりさん」と揶揄した辺り。
やはり、今期シリーズの海賊戦隊は只者じゃ無ェ、とか思いつつ。(笑)
シリーズの垣根を越えても、キャラ性が一切ブレない辺り。
ドギーさんも、やはり、只者では無かったワケでして。
デカレンジャーは群を抜いて秀逸であった、とか、改めて驚嘆した次第。


海賊(義賊)を介した「正義」への疑問、……ってのは。
近年、『ONE PIECE』が長々と提示している、ヒロイックサーガのテーマですが。
「思い」や「想い」は、ともかく。
「心づかい」は「心意気」と云うカタチで表出されていたりして。


冒頭のACのコマーシャルでは無いですが。
「おもい」も、「こころ」も。
ちゃんと、誰かに見える物なのかなぁ、……とか、思いつつ。
わざわざ、「思いやり」や「心づかい」に変換しなくても。