はるこみ…

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イベントも
侭にならない
状況下


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春コミ。
東京国際アニメフェア
アニメコンテンツエキスポ。


ウチのブログの毛色に直結する話題と云えば、上記三点なのですが。
上野動物園のパンダ公開の延期、とか。
プロ野球開幕戦、とか。
状況が状況なだけに、様々な分野で、難しい判断を迫られていたり。


特に、セリーグの開幕戦に関しては。
・チャリティーとして、復興の一押しとして、人々にエネルギーを与える意義。
・被災者感情を無視する上、膨大な電力を消耗する、エネルギーの無駄遣い。


世論、賛否共々、意見が真っ二つです。
どちらが正しい、と、誰も判断できない。
それぐらい、ものすごく大きな、二律背反。


…、で。


一連のイベント自粛の流れを眺めていて。
大阪府民のボクが、個人的に気になったのが、大相撲。
八百長問題とか、角界を巡る老害の台頭による腐敗の横行とか。
まったく期せぬ形で早々と中止が決まっていた、春場所(大阪場所)。


もし、諸問題が表面化せず、あるいは八百長など存在しなかったと仮定して。
プロ野球やサッカーと同等にスポーツとして清廉に機能している、と、仮定して。
「いつも通りに開催される」とする、仮想的な状況下だった場合。
3月11日の震災発生の一方より、後。
3月13日から、予定通り、粛々と開催されたのか、どうなのか。



土俵の場所が大阪府なので、首都圏近郊の電力不足には影響しません。


国民の論点総意は。
・被災者を鼓舞激励するために、今こそ、国技としての神儀奉納の御力を!
・被災者は相撲どころじゃないんだから、一場所ぐらい中止するべき!


……上記の二点で、やはり、真っ二つだったのかと思います。
もう一度、追記しますが。
厭くまで、スポーツとして腐敗が無い大相撲だった場合、の、話。
現在の角界を巡る実状を踏まえた考察は、今は、完全に無視して下さい。


話を戻します。
セリーグ開幕戦の場合。


例えば、電力不足の地域の試合は「雨天ノーゲーム」扱いで、特例の中止とか。
東京電力の「計画停電」に属する球状は、時間帯に関係無く、試合をしない)
そうした臨時の融通、って、できないものなんだろうか、……と。
本当に、被災地の人々を激励するチャリティーが真意なのであれば。
そうした「心遣い」って、自然とできると思うのですけれど。


……とか。
……部外者が、生半可に口を出せない現状です。


そりゃ、そうなんですけどね。
茨城県の出張から帰寮して、現在は東京都に在住している妹は。
「もう、こっちは物流品薄と交通混乱で、それどころじゃない」との談。
取り敢えず大阪府民はちょっと黙ってろ、みたいな雰囲気でした。