らすべがす…
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ヒトとカネ
右往左往の
ラスベガス
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樹木に蜜を塗って、カブトムシやクワガタを採取する昆虫ハントがあります。
当然、蛾や蜂などの、厄介な連中も寄り集まるワケですが。
それらの危険を掻い潜り、カブトムシやクワガタをゲットする楽しみ。
……なのですが。
昆虫マニアは、一時の遊興さえ楽しめば。
獲るモノを採って、蛾や蜂は放置して逃げ帰れるワケですが。
近隣住民は、しばしば、蛾や蜂に苦難を強いられる羽目になりまス。
上記の一例は「例えば」の、話。
橋本徹大阪府知事が「大阪府にカジノを作る」とか言い出しました。
カネ（蜜）に寄り集まるヒト（カブトムシ、クワガタ）を期待して。
ラスベガスみたいな経済爆発を、実施可能な構想として思案中。
……なのですが。
蛾や蜂、つまり「クスリ」や「銃」に対して、まったく考え無しらしく。
「問題が起こったら、その都度、警察力に依存するのが当然」みたいな。
弁護士らしからぬ短慮のまま、一人、躍起になってます。
そりゃ、ね。
カジノが都市機能として実務が侭なる頃には、橋本さんは引退ですし。
防犯の不備を府民から叩かれるのは、次代の大阪府知事ですから。
橋本さんにして見れば「自分の手腕で回復させたぜ！」だけ考えてるのでしょうけど。
せっかく、ひったくり等の軽犯罪が減少傾向にある、……ってのに。
重犯罪（薬物蔓延、銃密売）などが急増した、……とかになったら。
なんつーか、本末転倒と云うか、目も当てられないと云うか。
人間の社会的幸福を逆算する能力の無い弁護士ほど、物騒なモノは無いと思う次第。
もっとも、ボクの趣味が競馬やパチンコなどのギャンブルであれば。
あるいは、ボクがセレブかブルジョワの類に座する富裕層で。
休日はラスベガスで過ごすのが趣味、とか云う、経済観の持ち主であれば。（笑）
『大阪府ラスベガス計画（仮）』に大手を振って賛同したのかなぁ、とか思いつつ。
現実は、『シムシティ』みたいには行きませんからね。
Dr.ライトに手助けされる市長（知事）も、そこに生活する住民も。
一筋縄の一元的な一庶民の愚痴だけの話、では済まないワケですが。
2月8日、針供養の日。
『ファイナルファンタジー6』の稀代の賭博師、空賊セッツァーの誕生日。
『銀河お嬢様伝説ユナ』の「家柄と血筋のルミナーエフ」の誕生日。（誰？）
『デ・ジ・キャラット』の、でじこの誕生日。
欲に素直なヒトの下には、ニーズに呼応してカネが流動するそうですが。
決して、金脈=人脈の図式が成立する保障など、どこにも無いワケで。
悪戦だろうが、清銭だろうが、カネは、カネでしか無いワケで。
愛や生命も含めて、凡そ、あらゆるモノをカネで買える時代ですが。
（「生命」は医療による延命では無く、健康促進のための健康管理維持費の意味）
或る人が一等、一番に欲しいモノは、往々にしてカネでは買えない不思議。
それを、可能な限り守るのが、弁護士の職責だと思うのですけれど。
欲を良い意味でのバネにして、優良な経済と人動の活性化に尽力したいのであれば。
橋本徹大阪府知事は、任期満了の末、再び一般社会人に戻る際には。
弁護士なぞ辞めて、ギャンブラーにでも転身してしまえば良いのに、とか思います。
セッツァーやリオみたいな、ディーラーやオーナーとしてのスタンスで、ね。
次代の大阪府知事を相手取り、自分で牙城を築いてカジノシティを私営すれば良い。
自分で大阪府にカネの蜜を塗って、自分の敷地にカブトムシやクワガタを搾取すれば良い。
蛾や蜂により近隣住民が辛苦した折、全責任を「橋下徹」一個人が担うくらいの漢気を以って。
そうじゃなきゃ、競馬場か競輪場か、サッカーくじ程度の経済効果しか得られませんよ。
役人の天下り先としての使い道しか無い、箱物のギャンブル施設なんか。
