いまいちもえない…

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だったらさ…
桃瀬くるみ
良いじゃない?


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二十四節気の一つ、大寒


永らく氷河期が続く「萌え」産業に降って湧いた、ある一大プロジェクトの話。
主催、と云うか、首謀者は神戸新聞社……らしい。


えーと。
ボクが知ったかぶりで、それっぽく説明するより。
各位、「いまいち萌えない娘」で検索して下さい。(ぉぃ。 / 笑)


「いまいち萌えない娘」(仮)で、良いんですよね?
暫定的な、この一大プロジェクトのキャラクターの名称。
Pixivにもタグとして登録されいたりするワケで。
そのうち、ウィキペディアにも正式に新語登録される気がしたり、しなかったり。


ざっくばらんに説明すると。


・青髪ツインテール
初音ミクっぽい、ぶかぶか袖の変形セーラー服。
・釣り目のタレ顔、メガネがあったり無かったり。
フレアスカート、ニーソックス。
・ツンへタレ、あるいは、ツインデレ。←コレは、ウソ。


まず、googleか何かで、モノ(画像)を確認してみて下さい。
……、で。
その娘の何が萌えないのか、三点、ダメ出しして下さい。


※注釈 : 先にPixivの「いまいち萌えない娘」タグを見て回ると、先入観が変わるので注意。


…………、で。
アナタなりに(原典の絵の)「萌えない理由のダメ出し」を、三点、まとめた後で。
Pixivで「いまいち萌えない娘」の画像を、色々と、見て回ってみて下さい。


果たして。
なぜ、多くの絵師たちが「いまいち萌えない娘」に『萌え』を見出し、惹かれるのか。


神戸新聞社の意図とは、完全に、真逆のスタンスで。
『萌え』の新時代の一つの可能性として、脚光を浴びてしまった不可思議。


まぁ、別段、それほど不可思議なネットの大量連動現象ってワケでも無く。
おなじ大量連動現象は「せんとくん」の時にも見られたワケでして。
ある意味、ネットでは日常茶飯事の一現象に過ぎない、なのですが。


いまいち萌えない娘。(仮)


ボクなりに考えてみました。
どうして、彼女が「いまいち萌えない」のか。
神戸新聞社は、三点、と、ルールを厳格に指定したけれど。
ボクに言わせれば、理由は、只一つ。


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「いまいち萌えない子」が、いまいち萌えない理由。(独自考察)


・そもそも、原作の描き手自身が、この娘を愛していない。
(描いた本人が「いまいち萌えない娘」に、愛も、リビドーも、『萌え』も、感じてない)


……以上。


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だから、『萌え』うんぬんのシンパシーが発生しない。
宣伝と集目、その目的で、テキトーに描かれたキャラクターだから。


実際、『萌え』を軸にして、騒動が拡大の一途なのですが。
その火種となったシンパシーは、反骨であり、偏屈であり。
一部のネチズンが「神戸新聞社の鼻をヘシ折ってやれ」ってのが、発端であり。
そこから派生して、萌え絵の量産現象が突発しただけの話。


設定が不透明、不明瞭、中途半端。
逆に云えば、何も決まっていないから、妄想の余地が凄まじい。
それが「いまいち萌えない娘」を、逆に『萌え』キャラに出世させた要点だろう、と。


神戸新聞社が、そこまで考えて、この企画を推進するつもりだったのかなぁ。
あるいは、やっぱり。
ネチズンに話題のエサをバラ撒いて、騒がせて、宣伝目的だっただけの話なのだろうか。


何にしても。
一番最初に、この企画を発案した張本人に。
そいつが一番好きな二次元のキャラクターは誰なのか、取材したい。


涼宮ハルヒとか、惣流アスカラングレーとか、高町なのはとか、逢阪大河とか、泉こなたとか。
しょーもないオタクもどき(アニメの好きな一般人)だったら、どうしてくれようかって話ですが。(笑)


百歩譲って、東方ナントカや竜騎士07TYPE-MOON、などの信者だったら認める。
百歩譲って、いわゆる葉鍵厨とかガンオタとか、平均的に話ができる人なら、赦す。
実はAKB48や少女時代のファン、とかだったら、日本のオタク文化は完全に終了だわ。(笑)