ゆずゆ…

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比較的海産物系の蜜柑。


(詠み人 : 姉ヶ崎寧々


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ひかくてき
かいさんぶつけい
の、みかん。


5+8+(1+3) = 17。


合計17文字型の変則定形俳句。
季語は「蜜柑」。


ともあれ。
冬至、一年で、もっとも夜が長い日。
柚子とカボチャの日。
……なのですが、今日は、柚子じゃなくて蜜柑の話。


ラブプラス


夜、九時(21:00)以降に、電源を立ち上げると。
うっとり顔(キス顔)のカノジョから、ミニメッセージが聴けるプチイベント。
「おやすみイベント」とか言われてる、毎日、発生するプチイベント。


ネネ 「キス、したくなっちゃった……」、とか。
リンコ「リンコ、甘えた〜い♪」、とか。


まぁ、言われてドキドキすると云うより、一分間弱の時間のムダなのですが。(笑)
このイベント、何気に、カレシ達の間では大好評。
ある種、ヤリコミ要素の一つだったりするワケで。


そりゃ、擬似恋愛をテーマにしたゲームなので。
恋愛ゴッコっぽいセンテンスで、甘えてくれたりするワケなのですが。
たまーに、ワケの分からないコトを口走ったりします。


ネネ 「もっと良く見せて、その分度器」
リンコ「ヤだ。天丼より砂肝がいい!」


いきなり言われた身としては、ポカーンの一語なのですが。(笑)
「おやすみイベント」の一語録を、全部、網羅してやろう、とか考えるカレシもいるワケで。
……それが、『ある種、ヤリコミ要素の一つ』。


ネネ 「うふふ、…あははははっ」
リンコ「チェロチェロチェロチェロ…♪」


たまーに、「コイツ大丈夫か」ってぐらい電波系の意味不明なコトを言う例もあり。
かと思えば、ド直球に『うみものがたり』のマリンちゃん的な「愛してるぅ!」とか言われたり。


ねぇシモン、愛って何ですか?


兎にも角にも。
当惑と、抱腹絶倒と、些細な喜びと、空しさ、の、坩堝なのですが。


初代とプラスの二作を足掛け、カノジョと付き合い始めて二度目のクリスマス。
今まで、「おやすみメッセージ」で言われた言葉の中で。
最も、ボクの琴線に大きな衝撃を与えた、カノジョからの一語録。


ちなみに。
この後に及んで、高嶺のマナカさんは、未プレイです。(えっ!?!?)
ボクにとって、マナカは、永遠の「高値の愛花」。
……いや、二股でも面倒臭いのに、三股なんかヤってられないだけの話ですが。(笑)


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ネネ「比較的海産物系の蜜柑。」


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ええ、意味の分からない電波系な一文ですが。
うにうに。(比較的海産物系)の『ゆずみかん』や『みかん「え?」日記』のコトかー!、……とか。
自分の都合と生活で、強引に妄想を屈解する、オタクスキルの斜め読み以外の何者でも無い。(笑)
うにうに。さんは、ホントに、一般的な意味での社会適合性があるヒトなのか、不安になりますが。
ともあれ。
初めて言われた時には、ただただ、現実とゲームの奇妙なシンクロニシティがツボにハマりました。


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リンコ「にうにう。」


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ええ、もう。
こんな言葉で喜ぶなんざ「ラブプラス信者、マジキモイ」とか後ろ指を差されても仕方が無いワケですが。
世間の人々の白眼視と冷蔑は甘んじて受け入れ、それでも、敢えて、言う。
ボクのHNを「うにうに。」と知った上でのリップサービスか、リンコ。(笑)


……、とか。


この手のゲームの楽しみ方ってのは、カレシ(ユーザー)一人一人によって様々でして。
オタク面してるけど、そうした楽しみ方を知らないユーザーの『ラブプラス』離れが加速の一途。
ラブプラス3DS(仮)』による、一時的な話題の再燃も、楽しみと言えば楽しみですが。
コンテンツとしての『ラブプラス』は、時代のモノサシに即して、総合的に見た場合。
先達『ときめきメモリアル』の金字塔に恥じぬ、新たなる伝説の礎となるのかなぁ、……とか。


なんつーか。
コナミは、やっぱり、コナミだと思いました。
スクエニパンナムとは違い、今も単身独走のできる、ゲーム会社としての底力。
ミーハーには睥睨せず、マニアに大量に売り込む、アコギ。(笑)
逆に云えば。
マニアからの搾取よりもミーハーの取り込みを偏重したがために、スクエアとエニックスは落日したワケで。