こしまわり…
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腰まわり
余ったお肉が
マニアック
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綾瀬風香や水原暦は、果たして、ダイエットキャラなのか否か。
今日は、そんな感じの話。
正直、柊かがみの「ダイエットキャラ」は、ただの客目引きアプローチです。
おなじ嘘っぽさを持つキャラ『ぱにぽに』の綿貫響がいます。
売れないアイドルが、注目を集めるために貧乏とか高学歴とか宣伝する、みたいな。
ミーハーを釣るための、餌。
綾瀬風香や水原暦の肉付きは、果たして。
先天的に設定されたキャラ性なのか、後から付けられたミーハーのためのオマケなのか。
ともあれ。
『海月姫』の千絵子。
『ふたりはプリキュアSS』の太田優子。
『咲』の深堀純代。
ダイエットを介さないデブキャラ。
一部のコアなデブ専に愛される反面、見た目に頼らないキャラの強みを持つワケで。
中途半端なダイエットキャラよりも、長く、深く、愛される傾向があります。
逆に考えましょうか。
『ぱにぽに』の伊藤さん。
『さよなら絶望先生』の、ことのん。
『ちびまる子ちゃん』のみぎわさん、『サザエさん』の花沢さん。
見た目の「デブ」の特性を、キャラとしてマイナス特化させる事例から、考えて。
身体が太い、……と云う設定は、それだけで、客目を引くアバターになります。
それを、誇張してネタ振りに使うか、封殺して内面性を倍化させるか。
「ふっくら」「ぽっちゃり」なども含めて、「デブ」と云うキャラ性は。
アニメやマンガ的な意味で、一つのスキルと説明しても過言では無いワケですが。
上記との図像例と同じ構図を、例えば。
『あずまんが大王』の水原暦によって描画した場合。
その印象が、どう変化するか。
『あずまんが大王』全盛期。
ちょっと他人と一線を隔するために、敢えて、水原暦を支持していた人々がいて。
連載が終わるや否や、終わったコンテンツと言わんばかりに、さっさと、嗜好から切り捨てて。
それが、彼らの云う「水原暦に対する愛」なのか、とか、深い疑問を抱いたり。
彼らが寵愛したのは『水原暦』って名前だけ、なのかなぁ、と。
王様万歳、王様万歳!
なんて素敵な御召物!!
名すら知らぬキャラクターの、ちょっぴり余った、マニアックな肉付きを見て。
綾瀬風香、水原暦、を、「ダイエットキャラ」と位置付けて、肉付きの観点から志向する人々は。
何を思うのかなぁ、……と。
本当に「やっぱりよみはエロいな」、と。
今でも、あの当時のままに思うのか。
あるいは、もう、梨穂子の身体を見ても、暦の身体を見ても「ふーん」としか思わないのか。
フェチ、ってのは「部位萌え」であり。
キャラの名前を知らなくても、部位に寄りハァハァできるって嗜好です。
ニーソックスが締め付ける、太腿の柔肉。
それが『迷い猫オーバーラン』でも『えむえむっ!』でも、関係無い。
ニーソックスが締め付ける、太腿の柔肉に、性的な意味で興奮するのです。
いわゆる、狭義の「絶対領域萌え」と、ざっくり説明しても良いでしょう。
かつて、水原暦の余り肉に、何がしかの興奮を示唆した各位。
現在、綾瀬風香の余り肉に、何がしかの興奮を示唆している各位。
『アマガミ』の、桜井梨穂子。
彼女のマニアックな余り肉を見て、果たして、アナタは何を思いますか?
アナタが嗜好するのは、「ダイエットキャラ」と云うステータスですか?
アナタが嗜好するのは、「マニアックな余り肉」と云うフェチですか?
アナタが嗜好するのは、「綾瀬風香」「水原暦」と云う、キャラクター寵愛ですか?
11月29日。
いい肉の日。
デブ専、ダイエットキャラ萌え、個体キャラ寵愛。
嗜好の差に類するキャラクターの観点の相違の振幅、に関する、ちょっと難しい話し。