しんらつと…
※ ※ ※ ※ ※ ※
阿良々木君、
「シンラツ」の「ラツ」と云う字は
『辛いが束になる』と書くのよ。
(詠み人 : 西尾維新)
※ ※ ※ ※ ※ ※
あららぎくん(5+1)
しんらつのらつ(7)
というじは(5)
つらいがたばに(7)
なるとかくのよ(7)
無声音が一字余りの、実質、定形短歌。
季語は「シンラツ」です。
……ごめんなさい、ウソです。
季語は、阿良々木君、です。(ぉぃ。 / 笑)
ともあれ。
2010年の(国語審議委員会が決めるであろうっぽい)流行語大賞に関しては。
『一兵卒』、……と予見した、ボクですが。
今年を表わす、漢字一文字、は。
なんとなく。
『辣』。
……ってな気がしまス。
辛辣の、辣。
シンラツの、ラツ。
「辛いが束になる」と書いて、辣。
なんつーか、チリ鉱山の33人全員救出の奇跡は、さて置いて。
『はやぶさ』の帰還、日本人久々のノーベル賞、平城遷都1300年、など。
そりゃ、明るいニュースも、あったりなかったり、なのですけれど。
総じて。
「辛」そんな感じのニュースが、次から次へと束になって飛び込んで来た感じ。
まぁ、ここ数年、そんな感じの御時世ですけどね。
あと。
「食べるラー油」ブーム、なんてのがあったワケでして。
辣油、の、辣。
ラー油、の、ラー。
そんなこんなで、「辣」。
焦がしニンニクの辣油漬。
単純だけど、美味不味が分かれる、不思議な調味料。
味を左右する最大のポイントは、隠し味の泡盛、……らしいです。
ええ、ニンニクや辣油だけじゃ「食べるラー油」は美味しくならないそうな。
真偽は、知りませんけれど。
沖縄の土産にもらって、泡盛で味を締めた本場の「食べるラー油」は、すげぇ美味でした。
そこの店主が言ってたそうです。