かみひとえ… - みかん「え？」日記。

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神、一重
生きるか死ぬか
その瞬間（せつな）

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※この日記は9月25日21:00に書かれたモノです。

『超ド級！あり得ない衝撃映像スペシャル』（？）とか云う番組をやってました。
まぁ、なんつーか。
平べったく説明すると、いわゆる「決定的瞬間スペシャル」。
カメラが捉えた事件や事故の瞬間を垂れ流す、悪趣味な番組です。

なんか、数日前にも別のチャンネルで『トリ肌映像100選』（？）とか云う番組があって。
いくつか、見事にネタがドッ被りしていたりもしたのですけれど。（笑）

トルコのデパートでエスカレーターから転落した子供、とか。
アメリカのテネシーで、イルカに水を引っ掛けられた子供、とか。

昭和の時代は、この手の映像で、平然と死人を放映していたモノですが。
平成に入り、報道倫理の兼ね合いで、死亡事故は放送されなくなったみたいで。
まぁ、テレビに頼らずとも、高速インターネットが拡大して已まない自今。
小学生がトラウマになる様な悲惨な画像は、いくらでも転がっているワケですが。

その辺の難しい話は、度外視するとして。
もっと、単純な話。

衝撃映像の間に間に、スタジオで芸人が寄り集まって。
場つなぎだか、インターバルだか、そんな感じの小休止が入るのですが。
寄せ集められたのは、出演ギャラが安上がりそうな10人ちょい。
正確な人数も、具体的な出演者も、ハッキリと覚えられないぐらいの小物。

そんな中で。
最前列に座っていたのが。
アンガールズ山根さん、アンガールズ田中さん、平野綾さん、たむらけんじさん。

…………。

え？？？

平野綾さん、て。
あの、平野綾さんですか？
SOS団の団長で、泉そうじろうの愛娘で、二十面相の娘ですか？

まぁ、声優さんがバラエティに顔出しで出演しちゃダメとか云うつもりは無いし。
ささきいさおさんが俳優、水木一郎さんがタレント、として紹介されてしまう自今。
平野綾さんが、ゴールデンタイムのバラエティにアイドルとして生身で登場するコトも。
まったく不思議では無い、一介の営業活動の一つなのですが。

その辺の声優オタクのどうこうも、ネタとして踏まえた上で。

ええ。
声優オタクがどーこーって話を抜きにしても、見目にインパクトが強烈な構図。
つーか。
アンガールズの二氏、と、たむらけんじ氏、と、平野綾さん。
どんな事故映像よりも、一兎、強烈な「超ド級！ありえない衝撃映像」でした。（笑）

声優さんが、声優仕事だけに囚われず。
ギャラの安価に足元を見られて、駆け出しアイドルと同等として生身で顔見せ営業ってのは。
芸人的な意味で、何とも新感覚な、バラエティとしての可能性だったりするのかも。
……まぁ、場つなぎの不慣れと下手さは、AKB48と同レベルでしょうけれど。（笑）

否。

「媚び」のパターン化を叩き込まれた結果、言動がワンパターン化したAKB48と比較して。
視聴者の想像を、まったく介さない（アイドルとしての）若手声優の存在感は。
茶の間に新しい「笑い」を齎す可能性の金の卵として、再評価されても良い気もしつつ。
　