ねぇにぃに…

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ねぇ、にぃに…
なにか良いコト
あったでしょ〜?


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『学園黙示録』とか『伝説の勇者の伝説』とか『世紀末オカルト学園』とか。
2010年の夏アニメを見てると、……さ。
登場人物が、ことごとく、惨殺されるんじゃないかって不安になるよね。


アマガミ


殺伐とした2010夏アニメの中、唯一、肩の力を抜いて見られるアニメ。
殊。
ヒロインよりも主役のオトコの方が気になると云う異質のアニメ。(笑)


タカ坊、国崎往人鳴海孝之対馬レオ、それぐらいキャラ立ってます。
エロゲじゃなくて、コンシューマーの主役のクセに。(笑)


橘純一。
一線を越えたシモネタの危険球の連投から、付いたアダ名が「変態紳士」。
アニメだと、ただのへタレに成り下がりそうな気がするですが。


まぁ、相原クンと真田クンみたいに、二人に分裂しないだけ、マシか。(笑)
大好きなお兄ちゃんが赤の他人になって、見ず知らずのオトコを兄と呼ぶ。
相原菜々も、舞台裏で大変な苦労を強いられたワケなのですが。(笑)@キミキス


それにしても、兄のコトを「にぃにー」と呼ぶキャラ、って。
なんか、なんつーか、良いですよね♪
何が、どう、良いのか説明が難しいのですが。
その気も無いのに「お兄ちゃん♪」とか「兄さま…」とか言われても。
こう、耳や心が何とも感じない、と、言うか。


「にぃにー」って呼ばれると、耳がこそばゆくなる気がするのですが。
実際に「にぃに」と呼ばれてる某知人は、普通に「お兄ちゃん」と呼んで欲しいとかで。
逆に、いつも呼ばれ慣れてるから何とも思わない、とかで。


妹萌え、の、ジャンルとしての幻想と現実の端境。
実際に妹がいるヒトは「妹萌え」しない、なんてウソですよ。
自分家の妹と毛色が異なる「妹」に萌えるんです。(笑)


もっとも。
相原菜々の場合は「ネタ萌え」、橘美也の場合は「アスミス萌え」。
もはや、妹萌えでも何でも無いんですケドね。(笑)


兎にも角にも。
みゃー、ヤバス。
何この甘え下手。
その辺の人間不慣れの感が、アスミスと完全に同化してるのが面白い。(笑)
おなじ猫キャラとして、ボクの中で、小早川凛子の不動の地位が早くも揺らぎそうです。


つーか、今野宏美さんは、五期の鬼太郎で生粋のネコ娘を演じていたハズなのですが。
どっちかと云うと、「犬ちっく」なキャラを演じるコトの方が多い気もしつつ。
……ィャ、小神あきらみたいな猛犬キャラじゃなくて。
……中多紗江、『キミキス』で言えば祇条深月のポジション。
……キルミンずぅで言うと、ポチ姉みたいな感じの「犬ちっく」。


ともあれ。
如何せん、何となく、全体的に作画が硬い気がするので。
そのうち、いきなり誰か死ぬんじゃないかとか、無意味な不安も感じつつ。


もとい。
高山箕犀さんの、あの独特の柔らかさが映えてないのが気になる所なのですが。
否、出演声優さんは、総じてエッジの利いた演技に一癖あるヒトばかりなので。
伊藤静さん、佐藤利奈さん、ゆかなさん、など)
エンターブレインの恋愛作品を、鋭角的に楽しむってのも面白いのかしら、……とか。