あわいこい…

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バイオリン弾きと腐女子
淡い恋


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釘宮理恵さん、いわく。


好きな子の気を引きたくてイジワルしちゃうって、結局、子供なんだよね。
ツンデレ見て可愛いと思うのって、多分そう云う事かな、って思うの。
萌えって云うより、小さい子を可愛らしいなぁって思っちゃう感覚?


生天目仁美さん、いわく。


ツンデレってさ、たぶん、自分でツンとかデレとか打算してないじゃん。
要するに、打算しないからこそ可愛いんじゃないの?
打算で無理にツンデレやろうとしたら、失敗しない?


丹下桜さん、いわく


好きな人に「好きー♪」って甘えたがりの子と、甘え下手な子がいるよね。
カノンちゃんは甘えたがり、リンコは甘え下手だと思うの。
……でも、二人とも『ツンデレ』って言われるから不思議なんだよね。(笑)
だって、カノンちゃんとリンコ、恋愛に対するスタンスが真逆なんだよ?


耳をすませば


前半一時間、と、後半一時間、で、スタンスが正反対に切り替わる乙女心。
らきすた』の白石みのるが主張する「(時系列型)ツンデレ」。


最初ツンツン、徐々にデレデレ。(時系列型)


世に言う「ツンデレ」とは、微妙に毛色が違う、……と、言うか。
三千院ナギ逢坂大河、などの「(くぎみー型)ツンデレ」とは別物、と、言うか。


基本ツンツン、たまーにデレ。(くぎみー型)


まぁ、どちらにしても。
ツンデレ考察に於いて、月島雫がクローズアップされるって、まず、無いのですが。(笑)


ジブリヒロインにしては異例の存在感の希薄さ、と、云うか。
地味と云うか、普通と云うか、なんつーか。
本当に地味で普通なヒト、ってのは、こう云う奴の事を言うのだ、みたいな。(笑)


桃瀬くるみとか、日塔奈美とか、芸人的に地味でも普通でも無いですよ。
ちゃんと、特異としてのキャラが立ってますよ。


ともあれ。
コンビニ通いが常態化してる読書狂。
猫に敏感に反応して我を忘れる、愛猫家。
将来の夢は、小説家。(ライトノベル方面、児童文学)
好きなヒトに素直になれない、厨ニ病的な恋愛観。


……。
どうにも、小早川凛子と月島雫が、色々と重なるから困る。(笑)


これ、丹下桜さんが演じたら大変なコトになってただろうなー、とか。
バロンに、わざわざ露口茂さんを配した意味が無いなー、とか。
猫の恩返しでは、キャストが袴田吉彦さんに変更されたし)
天沢聖司の棒読みは、演技じゃなくて地力(役者の未熟)と初めて知ったり。(笑)
……否、だからこそ。
恋愛初期の初々しさと緊張感が映えるんだなぁ、と、改めて感歎したり。


月島雫は、地味で、普通なのですが。
だからこそ、見る度に味が変化して、おもしろい。


……ィャ、まぁ。
あの恋愛初期の葛藤と、軋轢と、衝突と、懐柔を。
流行に便じて「ツンデレ」と安直に揶揄するのも考え物ですが。(笑)


今のモノサシで見たら、それはそれで、ツッコミ所が満載で。
それはそれで、また、違った角度の面白さがあったり無かったり。