マルカジリ…
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腹、ヘッタ…。
オレサマ、オマエ、マルカジリ!
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『女神転生』シリーズの醍醐味の一つ、悪魔会話。
敵モンスターと使役を繰り返し、仲魔を増やすワケですが。
そりゃ、結局、モノはビデオゲームなので。
人間の脳味噌とは異なり、容量の限界と云うモノがあるワケで。
とどの詰まり、最終的には、同じ会話の使い回しとなって来るワケでして。
この辺の都合は『ラブプラス』と大差が無いワケなのですが。(笑)
悪魔の会話には「口調パターン」と云うカテゴリが存在しまス。
見た目とか設定に即して、老若男女のシチュエーションを意識して。
解かり易く説明すれば、シルキーが淑女だったり、ネコマタが悪女だったりしまス。
……ィャ。
モーショボーが幼女とか説明しても、解かるヒトにしか分からないですし。(笑)
例えは、高慢な男性の口調でも。
キリスト教の純天使、と、ソロモンの堕天使、とで、口調が微妙に異なったり。
月齢やレベル以外に、変数的な隠しパラメーターが存在していたり。
(同じ選択肢を選んでも、会話のたびに結果が変わる)
同じ会話の繰り返しでも、飽きの来ない微細な芸コマ仕様となっていて。
そこが『女神転生』の永く愛される理由の一抹でもあるワケですが。
その会話カテゴリの一つに「ケモノ」と云う部類が存在しまス。
オルトロス、ケルベロス、ノズチ、など、まぁ、そのまんま動物な見た目の連中。
高承な医療の神位カラドリウスが「ケモノ」と扱われているのが納得できなかったり。
どう見ても、ただのカラスのヘルパスが「ソロモン堕天使」として普通に会話したり。
……まぁ、細かいコトを気にすると、それだけで一冊の本が刊行できるワケですが。
魔「此処、人間ガ往来スルニハ、酷。悪魔ノ世界、オマエ、何ノ用ダ?」
1.悪魔を倒しに来た。
2.悪魔に会いに来た。
→3.悪魔を食べに来た。
魔「ウム、弱肉強食、自然ノ摂理!オマエ、オレサマ、マルカジリ!ガハハ!」
(機嫌↑)
人「…」
魔「違ウ!摂理ニ反シテイル!オレサマ、オマエ、マルカジリ!ソレガ摂理!!」
(機嫌↓)
なんつーか。
動物がしゃべる、って点に関しては「悪魔だから」の一語で説明が付くとして。
ノリツッコミとか、魔界の言語文化も人間に相当に毒されてるなぁ、と。(笑)
別例、会話カテゴリ「幼女」の場合。
魔「なんかアヤシー…男の人が女の人に声を掛けるって、なんか別の言い方があったよね?」
1.ナンパ
2.スカウト
→3.アプローチ
魔「そうそう。お父さんがゴルフの練習で、いつもやってるんだー♪」
人「…」
魔「…って、女の子とか関係ないよ!私、もしかして子供だと思ってバカにされてる!?」
結論。
ボクはやっぱり、動物と戯れるより、幼女と戯れる方が好きなのかも知れません。
(ぉぃ。 / 笑)