りんみんめい…

   ※   ※   ※   ※   ※   ※   


リン・ミンメイ
私の彼は
パイロット♪


   ※   ※   ※   ※   ※   ※   


いや、語感としてはランカ・リーの方が相応しいんですけどね。
……と、云うより。
今日の本旨は、むしろ、リン・ミンメイじゃなくてランカ・リーなのですが。


こばと。


……って。
……あれ?(笑)


もとい。
花澤香菜さんが演じているのに、エンディングは中島愛さんが歌っている不思議。
……と、云うより。
花澤香菜さんのキャラソンって、パフュームっぽいテクノが多い不思議。


化物語』にしても『狂乱家族日記』にしても。


あれだけ透明感があって、聡明な歌声が出せる花澤香菜さんなのに。
むしろ、それを壊す様な曲ばっかり歌わされてるのも、どうかと思うのですけれど。
いや、それはそれで、テクノが映える都市型オーガニックボイスなんですけれど。


……と、云うより。
ランカ・リー中島愛さんが、エンディングを担当している点に関して。
マクロス(特に、Fのファン)は、ランカと同じ様な高評価をするのかなぁ、とか。
それが、ちょっとだけ、気になった次第。


ランカの見た目だから、歌姫として認められたんですか?
マクロス』って作品だからこそ「ヤックデカルチャー」なんですか?
逆に云えば。
「声」と云う聴覚面に於いて、ランカ(中島愛さん)は眼中に無しってコトですか?


みたいな。
これは、総じて、歴代のマクロスヒロイン全員に云える、歪なファン嗜好なのですが。


キャラクターの立ち位置、……と云うか、存在意義って「歌姫」ですよね?
マクロスのヒロイン、って。
見た目も然るコトながら、聴覚面でのアイドル性を尊重されてしかるべき存在ですよね?


だとしたら。
「声」の側面から、波状的に聴衆のハートを掴むコトができないってのは。
「歌姫」として、どうなのかなぁ、……とか、そんなコトを考えてしまう次第。


マクロス』って看板を失った途端、誰からも見向きもされなくなる「歌姫」
それを、本当に「ヤックデカルチャー」(アンビリバボー)として評価して良いのかしら。


浜崎あゆみさん、とか。
宇多田ヒカルさん、とか。
……その程度の次元の人たちと同レベルの(話題性の)消耗品じゃん、みたいな。


同じモノサシでリン・ミンメイを計ると、松田聖子さんの位置付けになると思う。
創始者にして太祖、ゆえに、決して揺るがぬ金字塔の大看板。


つーか。
マクロス』に於いて、本当に「歌姫」の存在は必要なのかなぁ、……と。


ガンダム』と、ロボットアニメとしての色合いを分け隔てるために。
異なる側面を付与するだけの存在に成り下がってる気がするのよね。
マクロスヒロインに総合的に宿命付けられた「歌姫」ってスタンスの意義が。


本当に、その程度の歌声で、銀河に響くのかなぁ……って。
いや、別に、銀河に響かせる必要は無いですよね。
べつに、ゼントラーディと悶着しているワケでも無いんだし。(笑)


ただ、ね。
銀河に響かせる必要なんか、無いですが。
マクロス』のヒロインたちの、歌声……って。
人の心に、響いているのかなぁ、……って。


人の心にちゃんと響いているのだ、と、したら。
その「歌声」を発していた実際のヒトの、確かに鼓膜に届いていたハズの、現実の声が。
マクロス』の看板を外した途端に、マクロスファンの耳に届かなくなるのは、何故だろう。