はらいてぇ…

   ※   ※   ※   ※   ※   ※   


腹痛ぇ…
嘔吐がひでぇ…
クスリくれ…


   ※   ※   ※   ※   ※   ※   


いつだったか、忘れましたが。
どう考えても風邪なので、病院に行った折。
「過敏性大腸症候群ですね」とか、スッ惚けた診断をされたコトがありまして。


ィャ、風邪だっつってんじゃんッ!?


案の定、医者から貰ったクスリが、まったく効かなかったコトがあったのですけれど。
その時は、正露丸とバナナと底意地で自己治癒しました、とか。
どこまで冗談で何が真実なのか、良く分からない疾病歴を持つボクですが。(笑)


肉親身内の中には、盲腸炎虫垂炎?)を「食中毒」と誤診されて。
最終的には腹膜炎にまで悪化して、後日、誤診した医師に損害賠償を請求した、とか。
そんな物騒な逸話を秘める人も、いっしゃいます。
生命に別状無く、今は健体を維持できているからこそ、日記に書く事が許されるエピソード。


まぁ、難しい話は置いといて。


珍しく、腹部の鈍痛でグロッキー状態です。
腹のド真ん中から、波紋の様に、繰り返し繰り返し広がる痛み。
嘔吐と下痢の同時併発。
頭痛に関しては無問題なのですが、まるで乗り物酔いか酒の悪酔みたいな感覚です。


ニュアンスとしては食中毒っぽいのですが。
どうにも食中毒では無いらしく、正露丸が効きませんでした。


勤務時間に関しては、太田胃酸で騙し騙し、なんとか乗り切ったのですが。
仕事を終えて帰宅した途端に、また症状が戻って来たり、収まったり。
なんかやってた方が、症状が緩和されるのかしら。
……てなワケで、病み上がりの身体を引き摺りつつ、日記なぞ書いてるワケなのですが。


さっさと寝れって話ですよね。(笑)


でも、寝転ぶと症状が酷くなるんです。
身体(上体)をタテにしていると、どうにか、症状が緩和されるみたいです。


なんだろう。


風邪?
自立神経失調症?
パニック障害
過敏性大腸症候群?
五月病


いや、冗談抜きで。
五月病」ってのは、倦怠感と疲労感だけじゃないんですよ。実際。
パニック障害の亜種で、気候の変動なども関与すると、身体に実症状が出るんです。
気圧によって、歯痛や偏頭痛を併発する人もいるみたいです。
下痢や便秘に起因する、軽内臓疾患ってのも多いですよね。(これが狭義の五月病
女性だと、心身疲労から生理不順や生理痛を発祥するケースもあるみたいです。


逆に云えば。
その程度の症状だったら仕事に支障が無いだろう、と、言われるレベルの軽症。


無理が精神的圧迫になり、重病化(重パニック障害、婦人病、鬱など)する事もある。
病気でも無いのに安寧に逃げ、健康なのに慢性倦怠や気力喪失に繋がる可能性もある。


だからこそ。
五月病』ってのは、医者に診てもらわなければならない病気だと思います。


気合いで直せ、とか言う奴は。
一度も虫歯になった事が無いから、虫歯持ちの苦悩を知らない、みたいなヒトだと思いまス。(笑)


でも、なんつーか。
幼少の砌、親父や母を見ていて、思っていたコトなのですが。
ほら、親って、多少の病気なら平素の生活を続けているじゃないですか。
あれが、不思議で不思議でしょうがなかったのですけれど。
どうして、病気なのに安静にしていないのだろうか、と。


社会人になる、と、云うか。
大人になる、と、云う事は。
そう云う事なのだろうか、とか。
初めて、身を以って体感した様な気がします。


責任感やら、都合やら、色々な事情が気力になって、一時的に健康を引き絞る。
(それが、都市型結核新型インフルエンザの蔓延になる、と、問題視する医師もいる)
自分の中にも、そうした最低限の「責任感」ってのが、あったんだなぁ、と云うか。
ああ、いつの間に、ボクは『大人』になったのだろう、……とか。