ヴぁんぱいあ…

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ヴァンパイア
吸血貴族
オブジイヤー


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「吸血鬼」って職業形態は、いつから女性優遇社会に堕ちたんですか?


いや。
ドラキュラ伯爵にも代表される「吸血鬼」の血族ってのは、元来。
ヨーロッパ思想のフェミニズムに則り、女性を立て、崇め、敬う連中なのですが。


なのですが。
男性優位の視点から「女にゆずってくれてやるよ」ってナルシズムなんですよね。


カカア天下よろしく「女が前に出て、男の立つ瀬が無い」とは決定的に違うんです。
「吸血鬼」ってのは、存外、男性の絶対優位であるべき種族です。


ライオンハート
強者の余裕にして、男性本能の下心と打算と欲求に準じて、女性に甘く接するワケで。


<ダンス・イン・ザ・ヴァンパイアバンド>


……そう云えば『フォーチュン・アテリアル』もアニメ化するとか、しないとか。


なんつーか、江藤蘭世の時代は、まだ。
女性の気が強かったなりに、男性優位で社会(家庭)が成り立っていた気がするワケで。
まぁ、江藤蘭世は、オオカミ男×吸血鬼の混血なので。
ヴァンパイアのセオリーが当て嵌まらない、特別な人物なのですが。(笑)


どの辺が、男女権力の逆転の決定的な過渡期になったんだ?


葉月=ルナ@『月詠』?
赤夜萌香@『ロザリオとヴァンパイア』?


以後、嘉村令裡(怪物女王)、パキラ(錬金三級まじぽか)、などなど。
モブやサブキャラも含めて、「吸血鬼」と云えば女性が主流と相成ったワケですが。


ああ、アラレちゃんにも女性吸血鬼ドランパイアって奴がいますね。


……っても、まァ。
吸血鬼に於ける男女のジェンダー論は、今日は、置いといて。





小林尽センセのエンドカード
夏のあらし!』の作者。


ちなみに、この女の子が吸血鬼ミナ・ツェペッシュ。


金髪の、ツインテールの、何様気質の、ロリツン。
つーか、典型的なツインデレ。


『フォーチュン・アテリアル』の千堂瑛里華も、似たり寄ったりと云うか。
「こんな感じのキャラが受ける」って、担当編集の打算の具現と云うか。(笑)





有馬啓太郎センセのエンドカード
月詠』の作者。


『ダンス・イン・ザ・以下略』は。
吸血鬼を題材にしたアクションとしては、なんつーか、作品的に突出した味気が無い。
だから。
シャフトが作ったのに、まったく世間から相手にされなかった、と、云うか。


取り敢えず、上記の二枚のイラストから。


・『ダンス・イン・ザ・ヴァンパイアバンド』ってアニメを、シャフトが作ってた。
・ミナ・ツェペッシュって金髪ロリのヴァンパイアがいた。
(一言で説明すると、ツンデレに媚びを売りつつ「何様キャラ」のツインデレ)
・シャフトのアニメのエンドカードは、過去に由縁があった作家さんがゲストで参加する。


……これらの点だけ、取り急ぎ、最低限、加味して頂いて。





氷川へきるセンセのエンドカード
ぱにぽに』の作者。


あー。
何この説得力。(笑)


ええ、もう。
ミナのキャラクター性を端的に図解すると、だいたい、こんな感じです。(笑)
どう見てもベッキーです本当にありがとうございました、的な。


シャフトのアニメと云えば、今季は『荒川アンダーザブリッジ』ですが。
あの破天荒な世界観とか、カッパや星などのイロモノが話を運ぶ芸風とか、もう、ね。
ぶっちゃけ、氷川へきる作品にしか見えません。(笑)


原案 : 氷川へきる
脚本 : 西尾維新
構成 : 久米田康治


※ : 文脈の都合上、敬称略


みたいな。


そう云えば。
『荒川UB』第一話のエンドカードも、氷川へきるセンセが担当したんでしたっけ。