ていともの…

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帝都物語
にも
見えなくも無い…


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8 + 2 + 7 = 17文字。


変則自由律の川柳。
ちなみに、季語は『帝都物語です。


……だから、川柳に季語はいらないってばよ。(笑)


閃光のナイトレイド


ィャ、実際に『帝都物語』を読了した人から大反感を買いそうですが。(笑)
まァ、旧日本軍(陸軍?)の駱駝色の軍服を装備して、サイキックバトルだもの。


製作者が、その辺を意図的にオマージュ(インスパイア)したのか。
ボクの感性が屈折してるから、つい、重ねて見てしまうのか。


女神転生』に長け、『銀河英雄伝説』を読了した同居人の感想を拝聴したい所存。
……あれ、同居人って『帝都物語』は未読だっけか?(笑)


まぁ、メトロ・サイキックと云うか、レトロ・サイキックと云うか、何と云うか。
ものすごい『帝都物語』の影響力を感じます。
あの当時(大日本帝国軍時代)の狂気を、異形の超常現象として演出する発想と技法。


軍事的に、とても学術的研究素要のある時代。
重化学に関して、永年の鎖国のアドバンテージを背負い、世界的にド素人だった日本が。
種子島鉄砲を独自研究した果てに、零戦だの戦艦大和だのを造り上げた軍事技術力。
(「銃器」と云う概念を根本的に知らない民族が、独学で「兵器」を編み出した)
……にも、関わらず。
そんなこんなの軍事考証そっちのけ、で、超能力の御都合主義で片付ける横暴。(笑)


無論、諸外国から、近代兵器や現代兵器の「いろは」を教わったワケで。
種子島鉄砲から、直系列で零戦戦艦大和が誕生したワケでは無いですが。(笑)
「銃器」「兵器」ってのが、元来、どんな存在なのか。
それを、刀剣文化で栄えた民族が把握して、研究を重ねて、世界的に大成させたんですもの。


そりゃ、アメリカ人もビックリですよ。
ロシアやドイツみたく、銃に慣れている国家では無く。
よりによって、サムライジャパンと銃で戦争する時代になったってんですだから。
当時、冗談抜きで「日本軍はニンジャウォーリアー」と信じていた兵卒も多かったらしく。
『忍術』と説明しても語弊が無いぐらい、日本軍はトリッキーな動きで攻めましたから。


何よりも、太平洋戦争末期に至るまで。
大日本帝国を突き動かしたのは、常に『忍』の一文字だったワケですから。


…………いや、昭和じゃなくて大正時代の話だってばよ。


まぁ、軍事を横糸に据えているにも関わらず、縦糸は超能力。
なんつーか、良く云えばオーソドックス、悪く云えば二番煎じ。
所詮、日本の「アニメノチカラ」ってのは、その程度かよ、とか思いつつ。(笑)


ただ。
軍事うんぬんは別問題として、一つだけ気になった事。


女の子の描写がテキトー過ぎね?
ィャ。
美形男子の描写に、妙に、気合いが入ってね?(笑)


そりゃ、かつて『黒執事』をアニメ化させた組織だからなぁ。
黒執事』の感覚で見ると、素直に、異能者バトルアクションとして楽しめます。