ていともの…
※ ※ ※ ※ ※ ※
『帝都物語』
にも
見えなくも無い…
※ ※ ※ ※ ※ ※
8 + 2 + 7 = 17文字。
変則自由律の川柳。
ちなみに、季語は『帝都物語』です。
……だから、川柳に季語はいらないってばよ。(笑)
ィャ、実際に『帝都物語』を読了した人から大反感を買いそうですが。(笑)
まァ、旧日本軍(陸軍?)の駱駝色の軍服を装備して、サイキックバトルだもの。
製作者が、その辺を意図的にオマージュ(インスパイア)したのか。
ボクの感性が屈折してるから、つい、重ねて見てしまうのか。
『女神転生』に長け、『銀河英雄伝説』を読了した同居人の感想を拝聴したい所存。
……あれ、同居人って『帝都物語』は未読だっけか?(笑)
まぁ、メトロ・サイキックと云うか、レトロ・サイキックと云うか、何と云うか。
ものすごい『帝都物語』の影響力を感じます。
あの当時(大日本帝国軍時代)の狂気を、異形の超常現象として演出する発想と技法。
軍事的に、とても学術的研究素要のある時代。
重化学に関して、永年の鎖国のアドバンテージを背負い、世界的にド素人だった日本が。
種子島鉄砲を独自研究した果てに、零戦だの戦艦大和だのを造り上げた軍事技術力。
(「銃器」と云う概念を根本的に知らない民族が、独学で「兵器」を編み出した)
……にも、関わらず。
そんなこんなの軍事考証そっちのけ、で、超能力の御都合主義で片付ける横暴。(笑)
無論、諸外国から、近代兵器や現代兵器の「いろは」を教わったワケで。
種子島鉄砲から、直系列で零戦や戦艦大和が誕生したワケでは無いですが。(笑)
「銃器」「兵器」ってのが、元来、どんな存在なのか。
それを、刀剣文化で栄えた民族が把握して、研究を重ねて、世界的に大成させたんですもの。
そりゃ、アメリカ人もビックリですよ。
ロシアやドイツみたく、銃に慣れている国家では無く。
よりによって、サムライジャパンと銃で戦争する時代になったってんですだから。
当時、冗談抜きで「日本軍はニンジャウォーリアー」と信じていた兵卒も多かったらしく。
『忍術』と説明しても語弊が無いぐらい、日本軍はトリッキーな動きで攻めましたから。
何よりも、太平洋戦争末期に至るまで。
大日本帝国を突き動かしたのは、常に『忍』の一文字だったワケですから。
…………いや、昭和じゃなくて大正時代の話だってばよ。
まぁ、軍事を横糸に据えているにも関わらず、縦糸は超能力。
なんつーか、良く云えばオーソドックス、悪く云えば二番煎じ。
所詮、日本の「アニメノチカラ」ってのは、その程度かよ、とか思いつつ。(笑)
ただ。
軍事うんぬんは別問題として、一つだけ気になった事。
女の子の描写がテキトー過ぎね?
ィャ。
美形男子の描写に、妙に、気合いが入ってね?(笑)
そりゃ、かつて『黒執事』をアニメ化させた組織だからなぁ。
『黒執事』の感覚で見ると、素直に、異能者バトルアクションとして楽しめます。