さかいゆう…

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ここに、猫
あっちにも、猫
さらに、猫


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♪ What is going,
♪ What is going,
♪ 調子、どーですか?


さかいゆうさんの、あの、楽曲を。
『君と僕の挽歌(晩夏?)』、を。
最近、頻繁に、ラジオで耳にします。


頻繁に。
実写版『テルマエ・ロマエ』の宣伝ぐらい、しつこく。(笑)
……ィャ、まぁ。
テルマエ風呂の映画は、単に、宣伝強化ウィークだったってだけの話だそうですが。


さかいゆうさんの楽曲に際しては。
一言も、一語一句も、アニメ『君と僕。』に関する説明が無い、など。
完全に別物として、歌は歌として、独立して高評価を受けている模様。


例えば、テレビでも、アニソンブームの再熱が騒がれて久しい反面。
CMや何かでは、昭和の名曲のリバイバルやカバーが頻繁に利用される反面。
最近のアニメソングは、CMでは、アニメ本編そっちのけでプロモだけ流す、など。
「アニメソング」の価値観と市場価値が、昭和と平成では、完全に別物視されているワケで。


なんつーか。
「アニメソング」は、とっくの昔に、コンテンツとして終わってる気がするのですが。


今、『アニメソング』としてメディアに流れているのは。
・テレビアニメに使われているだけの、一般歌謡曲(平べったい、普通の、ポップス)。
・かつて大流行した話題性にすがり、人目を引くために再利用する宣伝灯。
・あるアニメ作品のファンが認識を共有するための御題目としての、宗教歌。


そもそもの「アニメソング」は。
・ある作品の知名度を、もっと、もっと世間にしってもらうための、コマーシャリズム
→その作品のタイトルや、作品に纏わるキーワードを連呼する「テーマ連呼型」。
→無意識的に、その作品を彷彿とさせる、強烈な世界観のスリコミ「インプリンティング型」。
……だったんですけれど、ね。
……この自論は、大学の音楽社会学のゼミで「優」の評価を受けたぐらいの説得力がある、らしい。


まぁ、なんつーか。
アニメを知らないけど、ラジオで、さかいゆうさんの歌を良いと思った人々へ。
ボクが云いたいコトは、一つだけ、なのですが。


君と僕。』は、意外と、面白いっスよ。
アニメに興味の無いヒトが見ても、普通に、純朴に、素直に。


それだけ。


君と僕。2>


まさか始まるとは思っていなかった、二期。
ある意味、『男子高校生の日常』より、よっぽどリアルな日常群像劇。(笑)
今季は、いささか、不作の季節かと思っていたのですけれど。
『ヨルムンガルド』然り、地味に、深くて面白い作品が多い。


二期、……っても、一期とは差ほど違わぬ、まったり感。
ちょっとだけ、それぞれの成長とか、関係の進展が、あったり無かったり。
ちょっとだけ。
その、微妙な青春味のサジ加減が、たまらなく、好き。


なのですが。
なんつーか。
千鶴(金髪の青目)が、うざい。


ええ。一期から、相応、うざったかったのですけれど。
二期になってから、うざったさに、妙な拍車が掛かった気がしまス。
まァ、その「ウザさ」こそが、千鶴のスタンスと云うか、アイデンティティと云うか。
千鶴がいなかったら、何の味気も無い、ただのイケメンアニメですからね。(笑)
それこそ、千鶴が居ない方が、何の味気も魅力も無い時間の無駄になっちまうワケで。
だから、千鶴の存在は、地味に大きいのですけれど。


えーと。
雛壇バラエティ番組の、DAIGOとか、ウェンツ瑛士とか、そんな感じ。(笑)
居たら邪魔だけど、居なかったら二流芸人ばっかりで見苦しくなる、……みたいな。
……例え話が、アレですか?
……じゃあ、酢豚に入ってるパイナップルと言い換えます。(笑)
……ポテトサラダに入ってる、レーズンやリンゴでも良いですが。


とどの詰まり。
ヒトによっては、絶対に、必要不可欠な透き間ニーズを埋めてくれる。
そんな感じの、貴重なポジション。


まぁ、キライなキャラばっかり語るのも、アレなので。
好きなキャラに関して云えば。


ボクが女の子なら、そりゃーもう。
春きゅんは『好きテン』永久殿堂に臨座するほど、本気で惚れ込んだと思いまス。
「あの純朴は、むしろ、わざとらしいのが、逆に、ウザイ」とは考えないと思う。
腐女子だったら、ボクは、日がな一日、春きゅんへの愛を夢想していた気がする。


……けれど。
……ボクは、オトコなので。(笑)
……ネタとして、春きゅんの男の娘ポジションに、オタクっぽい興味を示すコトは、あれど。
……「あー、面白いキャラクターだなぁ」としか、考えないワケで。


オトコ目線のボクから、して見れば。
双子の、オレンジの方が、アニメキャラ的に、好きです。
オレンジ、……っつーか、動かない方。(笑)
双子っつーだけあって、まったく同じ顔が二人、いつも同時に動いているのですが。
良く良く見ていると、物語を動かしているのは、一人だけ(青)だったりしまス。
……で、動かない方(オレンジ)が、間に間に、小さなボケを差し挟んで。
……その、絶妙なタイミングの、小ボケが、好き。


うん。
紅一点、メインメンバーの中で、事実上たった一人の女の子。
メリーに関しても、それなりに、好きですけれど。
なんつーか。
メリーは、春きゅんにハァハァしてる姿を見てるだけで十分に楽しいので。(笑)
オトコ目線で見ても、何か「萌え」的なニュアンスを求めたいとは思いません。


いや、カワイイですよ。春きゅん(男)よりも、メリー(女)の方が。
いや、カワイイけどさ。春きゅん(男)よりも、メリー(女)の方が。


ボクの中の、春きゅんに対する好感度っつーか、好印象ってのは。
一言で云えば「萌え」の一環なんだろうけれど。
結局、ただのネタ的な発想でしか無い気がする。