わぐなりあ…

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ワグナリア
隣は何を
食う人ぞ


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一つ、ものすごく、大きな誤解をしていたかも知れないコトに気が付いた話。


福山潤さん。(CD版は、鈴村健一さん。)
小野大輔さん。(CD版は、野島裕史さん。)
神谷浩史さん。(CD版は、藤田圭宣さん。…誰?)
中田譲治さん。(CD版は、中村大樹さん。)


パッと見、女性陣の活躍を前に出して売り込もうって宣伝スタンスに見えるので。
典型的な、いわゆる「電撃大王」的な方面の『萌え』路線、……だと思っていたのですが。
(実際の管轄は、スクエアエニックス社の「ガンガン」系ですが。)


何気に。
角川書店」方面の、ブクロ系な『乙女』路線、……なんですか?
詰まる所。
この作品の萌え所、って、男性陣なんですかッ!?(え!?)


WORKING!!


男女比は、ほぼ 5:5 と説明しても遜色の無い、バランスの取れた配分なので。
「ただの、萌え4コマ」って分類で、まったく問題は無いと思いつつ。(笑)


なのですが。
カタナシ(小鳥遊)にしても、サンジ(佐藤)にしても、他の男性にしても。
女性陣の声優の配置と比較して、男性声優陣の布陣が、磐石の極。(笑)


土台、ヒロCとオノDを同時に擁立している時点で、完全にブクロ系です。
……そこに、福山潤さんが絡むとなると、もう完全に異論の余地が無い。
……それこそ、アミューズメントCDとして、アニメ版の配役でもBLとかガチでヤれそうな。
……CD版の男子声優陣は、それこそ、本業でBL畑の人揃いだから、シャレにならない。(ド偏見)


つーか、まぁ、冗談はさておいて。
女性陣の布陣に、コレだけ世相の流行を無視したコダワリ一徹の『萌え』アニメも珍しいですが。


オトコ嫌いの伊波さん、を、初音ミクが演じていたり。
日本刀の轟さん、を、九重りんが演じていたり。
小鳥遊家の妹ちゃん、を、東横"ステルス"桃子が演じていたり。
小さなぽぷら、を、ゆのっちが演じていたり。


ビッグガンガン』の創刊号に、よりによって。
ミニマムを信条とする、種島ぽぷら先輩のフィギアをオマケに据えるってのもアレですが。(笑)
……ィャ、それは至極どーでも良い余談なのですが。


そして、何よりも、布陣の妙が気になった女性声優さんは、二人。


布陣が気になった配役の妙、一人目。
友達が少ない電波女、山田。


あの、独特の「ウザ可愛い」を。
他の演技者の邪魔をするコト無く、ストーリーの死角で、自分のペースで遺憾無く発揮せしめる。
……なるほど。
……あの「引っ込みと見せ掛けて、前のめり」の突進力は、広橋涼さんだからこそなのね。(笑)


布陣が気になった配役の妙、二人目。
大食漢、店長。(杏子さん)


ィャ、まぁ、誰が演じても遜色の無い「無口ボケ」担当なのですが。
(『スケッチブック』で例えれば、空閑木陰の管轄)
(『らき☆すた』で言えば、岩崎みなみの管轄)
(『あずまんが大王』で言えば、榊さんの管轄)
……そんな、無口だからこそ余計にエネルギーを浪費する、寡黙な仕事、を。
……ケロロ軍曹が演じている……、と云うのだから、そりゃービックリです。(笑)
……まぁ、ぼのぼのが演じている、と言われれば、納得の一語ですけれど。(笑)


そんな、大食漢の店長(杏子さん)を演じているのは、渡辺久美子さん。
『爆走兄弟レツゴー』でもレツだかゴウだかを演じた、ショタのスペシャリスト。
たまに『先生のお時間』の保険医、松本先生みたいな熟女を演じたり。
たまに、上記のケロロぼのぼのに類するイロモノを演じたり。
とにかく、幅の広さに関して神威と実績を誇る、いぶし銀。


なんつーか。
おかしいですよ、カテジナさんっ!!


……ええ、まぁ、要するに、単に、コレが言いたかっただけの話です。(笑)