もろぼしあたる…
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スケベでも
諸星あたるは
イイ男
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女ッ気と云うか、エロ心に関しては、あたるの方が圧倒的に上ですが。
女運に関しては、結城リトの方が格段に恵まれているワケで。
女の身体に触れたいのに滅多に触れられない、あたる。
女の身体にはそれほど興味が無いのに、日常的に柔肌に触れるリト。
この辺の対比から見れば。
『うる星やつら』の世代の人が『ToLoveる』を見ても、それなりに楽しめると思いつつ。
ラム、と、ララ。
二人の宇宙人の恋女房は、それぞれ、時代に併せて同じコトをやっているワケで。
この手の押し掛け恋女房コメディが好きなら、楽しめそうなのですが。
もっとも、うる星にしても、ToLoveるにしても。
作品に興味は無いけど、友達と会話を合わせるために無理して見る、みたいな。
その手の(二次元の「性」に興味が無い)人にしてみれば、どっちもウザいだけかも。
第一期。
ただただ、ララがウザい、とか思いながら見ていたですが。
リトが好きなのは分かったから、無理にハダカにならんでも良いよ、とか。
ウザい、……と云うか、ゲンナリ。
べつにパンツも乳も見せてくれなくても結構ですから、みたいな。
……ィャ、他のキャラにも、総じて言えたコトですが。
第二期。
やべぇ、ララ可愛い、とか思って見てる自分がいます。
何この心境の逆転現象。(笑)
何が違うんでしょうね?
一期、と、二期、の、ララ。
ペケと違って、中の人も同じだから、然して大きな変化は無いハズなのですが。
パンツだって乳だって、一期と同じぐらいの視野面積が逆光や湯気で妨害されて見えないのに。
つーか。
パンツや乳が見えたって、ララが裸体の被写体じゃ「萌え」の「も」の字もカスらないのに。
(なまうに。さんはナイスバディには興味が無い、ちっぱい志向の生粋のロリコン)
プラトニックと云うか、メンタルと云うか。
エロスじゃない、キャラ性の部分で「可愛い」と感じる瞬間があります。
表情や仕草や、会話の間や、その辺の部分に「可愛い」を感じる瞬間があります。
逆に云えば。
お色気シーンを見せられても、やっぱり「ふーん」としか思いません。(笑)
兎角、そもそも、シッポが邪魔。
サッキュバスだかリリムだか知りませんが、女神転生みたいな感覚です。
悪魔のハダカ見ても、ネコのハダカ見ても、欲情しないのと同じ倫理意識。
『うる星やつら』のラムの色気にも、似た様な疎遠感を感じてたワケで。
年齢的な垣根を言い訳にして、世代と世代が冷視し合う『うる星』と『ToLoveる』。
否、そのどちらにも興味が無いヒトから、して見れば。
どっちも、作品としてヤってる事は、一緒だったりするワケで。
どちらかが好きなヒトは、もう一方も読んでみて。
「萌え」の時代時代の嗜好の差を、文化的に対比して見ても面白いかも?
余談。
いつぞ『ToLoveる』一番の萌えキャラは、結城リト、とか言及したですが
その一点、訂正します。
『ToLoveる』一番の萌えキャラは、ペケ。(笑)
異論は認めます。
聞く耳は持ちませんが。(笑)