あらららら…
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阿良々々々木さん、
…失礼、噛みました。
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阿「わざとだ!」
八「噛みまみた。」
阿「わざとだ!!」
この手の褒め方をすると、当人はイヤがるのですが。
(嗜好を人格測量のモノサシに利用するのは考え物、と云う意味で)
『化物語』がアニメ化するより、ずっと、ずっと以前から。
「噛みまみた。」の言葉の面白さに注目していた知人がいました。
厳密に云うと。
『このラノベが凄い』誌が注目するより先駆的に、西尾維新氏の鬼才に反応した知人。
殊、ボクなんか。
アニメ化されなきゃ、永遠に西尾維新氏の小説なんか読まなかったクチですから。
本当に「自分の尺度でラノベが好きなヒト」ってのは、やっぱり、凄いと思います。
言語感性が鋭敏で、思考が柔軟だったり俊敏だったりする気がしまス。
『刀語』に限らず、『狼と香辛料』にしても、『デュラララ』にしても。
……電撃文庫しか比喩の引き合いが出せないってのも、どうなのよ。俺。(笑)
ィャ、そんなコトは至極どーでも良い話。
最近、俗に「アナウンサー」と呼ばれる職種のヒトたちが。
ニュースなどの原稿や、実況レポートなどの局面に於いて。
やたらと、セリフを噛むヒトが多い、とかで。
平素は温厚な母が、テレビに対して、ちょっとした不平を抱いていたりします。
ボクにしてみれば、声優ラジオ馬鹿なので気にならない、と、云うか。
小野涼子さん、丹下桜さん、阿澄佳奈さん、など『噛み芸』を売りにしてるヒトは多いですし。
……ィャ、『噛み芸』じゃないダロ。(笑)
「アナウンサー」が、噛む。
例えば「教師」で云えば、英語のスペルをミスしたり、ピアノを弾きまちがえたり。
例えば「販売員」で云えば、ポテトチップスを3ケース発注しようとして33ケース発注したり。
(発注機の数字の二重登録に気が付かなかったり)
例えば「バスの運転手」で云えば、時刻表通りに運行が出来なかったり。
別職種のヒトからして見れば、職務怠慢でも。
同職種のヒトからして見れば「…あぁ、あるよね、その手の凡ミス」みたいな。
ただ。
矢口清治さん、赤坂康彦さん、若宮テイ子さん、ヒロ寺平さん、など。
ラジオDJと呼ばれるヒトたちが「噛んだ」記憶ってのが、ほとんど無いワケで。
「噛んだ」と云うミスでリスナーに不快感を与えないスキルを身の付けているのか。
そもそも「噛んだ」と云うミスを滅多にしない、スペシャリストなのか。
その機になれば「噛んだ」って凡ミスは、職業意識で防衛できるミスなのかも。
アナウンサーの場合は、噛んでも「ふーん」としか思わない
(ミスをしても、まぁ良いかって感じでスルーできる)
ラジオDJの場合は、そもそも噛んだって印象が無い。
(本質的に、ミスをしない)
二者は、酷似している様でも、決定的にニュアンスが異なります。
なんつーか。
「アナウンサー」と呼ばれる連中の職務意識の下劣の表出なのかなぁ、とか。
学歴や見目ばかりで選出して、本質的な職業天性や資質が無視されているのかしら。
個性ばかりを特化するあまり、基本が疎かになっているのかしら。
無論、噛まないアナウンサーも多いですけどね。
逆に云えば。
噛むアナウンサーが増えている事実が、視聴者に引っ掛かりを与えている現状。
『アナウンサー』と呼ばれる職種のヒトたちに必要な職業適性、……って。
一体、何なんでしょうね。