いきてこそ…
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生きてこそ
生きてこそ
その根は深く、強く
(詠い人 : kiroro)
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5+5+7+3 = 20。
俳句や川柳として見れば、ただの字あまりなのですが。
詩、……として見れば、とても綺麗ですよね。
ボクの好きな一歌一節だったりするのですけれど。
そんなワケで。
唐突に『ニルスの不思議な旅』や『ベルサイユのばら』など。
誰得としか言い様の無い、謎の深いコア路線に転化したサンテレビ早朝枠。(笑)
いつの間に『ベルばら』が終わったのかと思ったら。
また、凄いアニメが始まったワケで。
大丈夫ですか?
これ、エロアニメですよッ!?(違います。 / 笑)
数年も前のアニメなのに、なんだか今様と云うか、わりと普遍と云うか。
時代遅れの感を感じず、今のモノサシで普通に楽しめる、と、思ったら。
『HCプリキュア』や『マリー&ガリー』と、絵面が近いのか。(笑)
おジャ魔女ファミリー、……と、言うか。
ともあれ、このアニメ。
ムシが嫌いなヒトには、決してオススメできないワケですが。
ムシが好きなヒトでも、好き嫌いが二分する、ドシリアスだったりしまス。
殊、真正面から穿った現実的な死生観は。
多くの子供たちに、邂逅やらトラウマやらを植え付けたのかなぁ、……とか。
OCGとしての『ムシキング』ブームの裏で、あまり語られる機の少ない黒歴史。
そんな中。
放映当時、インターネットの知人の一部の人々によって。
この作品が、割りと、大々的に好評価だったコトを覚えています。
性的な意味で。
……性的な意味で。(なぜ二回、言う。 / 笑)
直接的なエロスでは無く、歪曲的(隠喩的)なエロス。
ある意味、今のアキハバラが見誤った、真の「萌え」の創成期の求道と云うか。
まぁ、縞パンとかスク水とかブルマとか、そんな小手先のエロスじゃ無くて。
もっと、もう、求めるモノ同志が響き合うシンクロニティ、みたいな。
その気も無いのに集まって、さっさと解散する、今の「萌え」とは毛色が異なる。
……悪く云えば、前時代的と云うか、時代錯誤と云うか、マニア嗜好と云うか。
まぁ、良くも悪くも、エロスです。
殊、宍戸留美さんに至っては、山田のエロ神様より、パムの方が何倍もエロスです。(笑)
瀬川おんぷを演じていたヒトだからこそ発揮できる、(文学的な意味での)ロリータ・イズム。
皆口裕子さんも、また、あの母性と、持ち味と、真価を、遺憾無く全発揮されています。
深い。
なんつーか。
放映当時、真っ先に、この作品のエロス(性、では無く、美)に反応した。
当時のネットの知人たちの先見性は、スゴイと思いつつ。
今のモノサシで見ると、やはり何かが違う気がするかも知れませんが。
パムの前時代的なロリ萌えでは、今一つ、物足りない部分を。
ポポが、ショタ萌えとして今の時代でも通用する担当を肩代わり補完している、とか。
虫、……ってのは、やはり順応性の高い存在ですね。(笑)