ふとましい…

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グラマーは
要約すると
「太ましい」


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永遠のアメリカン・セックス・シンボル、彼のマリリン・モンローは。
その独特の歩行法(モンローウォーク)を確立するために。
ピンヒールの右のカカトを、数mm削っていたと言います。
つまずきそうになりながら「あぁん♪」って感じの艶めかしさの連続運動。
良くもまァ、外反母趾にならなかったなァ、……とか。(笑)


セックスシンボル=ポルノ、と云うか。
性的な存在でありながら、社交に認められた、と云うか。
もの凄く、謎と奥の深い人物なのですが。


よつばと!


え?
マリリン・モンローの話から、どうして『よつばと!』に飛躍するの?(笑)


あずま先生の描く女性図と云うのは、スレンダーもポッチャリも性的と云うか。
「萌え」に興味が無いから、正確な図像として緻密な描画が出来ると云うか。(笑)


まぁ、風香も、あさぎも、恵那も、綾瀬母も、虎子も、みうらも、よつばも含めて。
年齢相応、キャラ相応、千差万別のキャラ描き分けができるワケなのですが。


風、香る、風香。


どちらかと云うと、お色気要員では無く、ネタ要員にも関わらず。
「なんかエロい」、……って、思ってしまう不思議なキャラクター。
電撃姫』的な意味では無く、『電撃萌王』的な意味で。


ダイエットキャラなのに、『ぱにぽに』の綿貫響では発せられない魅力。
ダイエットキャラなのに、『ひだまりスケッチ』のヒロとは毛色の異なる魅力。


決して。
決して、風香は、太ましいキャラではありません。
水原暦と比較して、体躯がガッシリしている感はあるかも知れませんが。
医学的に見れば、理想的健体だと思います。
(よみの場合、皮下脂率か血糖値が若干オーバーしてるか、骨密度が平均より少ない気がする)


なのに、風香は、エロい。
ネタ要員のクセに、エロい。
ある意味、よみと両天秤を張れるだけの、エロス。


何が、そんなにエロスなのかと思ったら。
最近になって、フッと、気が付いたコト。


綾瀬風香、って。
姉ヶ崎寧々、と、おなじフェロモンを発してる気がしませんか?


……。
「ィャ…ネネさん知らんから何とも…」とか、冷たいコト言わないで。(笑)


どっちかと云うと、あさぎの方が(キャラスタンスは)ネネさんに近いのに。
何故か、風香の方が、ネネさんに近い気がする不思議。
ディフォルトの髪型が似てるから、そう思っただけかも知れませんが。


あさぎのフェロモンは、高嶺愛花に近い気がする。
洗練されて無駄の無い、否、メディカル的には必要最低限の肉付き。
あと少し、ほんの少し、「柔らかさ」が足りない、……みたいな。


水原暦や、綿貫響や、ヒロだと「そこまではいらない」って感じで。
多からず少なからず、悪く云えば中途半端。
だからこそ、マニア受けと揶揄されないでも無い、半グラマー。


うん、やっぱり似てる気がします。
綾瀬風香、と、姉ヶ崎寧々、は。
無意識下で発している、フェロモンの、質が。